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鈴鹿サーキット「ホンダのF1参戦終了発表は残念」とコメント。2021年日本GPの準備に注力

2020年10月03日 08:11  AUTOSPORT web

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30周年の節目の大会となった鈴鹿での2018年F1日本GP
ホンダが2021年末でF1活動を終了すると発表したことを受け、F1日本GPの開催地である鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドがコメントを発表した。

 10月2日の発表の後、本田技研工業株式会社の系列であり鈴鹿サーキットでのレース開催運営を行うモビリティランドの田中薫代表取締役社長が以下のようなコメントを発表した。

「2021年をもってのホンダのF1参戦終了発表を残念に思います」

「鈴鹿サーキットでの開催契約は2021年まで残っており、今年、新型コロナウイルスの影響で開催できなかった分まで、お客様に楽しんでいただけるよう、準備を重ねてまいります」

「今後も引き続き、変わらぬご支援賜りますよう宜しくお願いいたします」

 2018年、鈴鹿でのF1日本GPの30周年を祝う節目の大会を前に、F1開催契約が2021年まで延長されることが発表された。2020年には10月9日から11日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外からの渡航に関する規制解除の見通しが立たないなどの状況により、6月に開催中止が決定した。

 ホンダがホームトラックである鈴鹿サーキットにおいてF1で戦う機会は、2021年の1回のみとなった。