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Snow Man、ステージ重ねるごとに上がる“魅せ場のクオリティ” セクシーな魅力溢れる「KISSIN’ MY LIPS」のパフォーマンス

2020年10月03日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 Snow Manが9月30日『テレ東音楽祭2020秋!思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発!』(テレビ東京系)に初出演し、10月7日にリリースされる自身の2ndシングル「KISSIN’ MY LIPS」を披露した。これまでの公式YouTubeチャンネルや『音楽の日』(TBS系)、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)など、パフォーマンスを重ねるたびに魅力を増す彼らの表現力の高さについて考察したい。


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 『テレ東音楽祭』で、少し緊張した面持ちでMCの国分太一(TOKIO)の前に登場したのはSnow Manの岩本照、目黒蓮、阿部亮平、佐久間大介、ラウール。国分が「滝沢歌舞伎の時、僕が楽屋に行ってめちゃめちゃ熱く語ったの覚えてる? 正直泣きそうだったのよ、あの時。パフォーマンスが良くて」と切り出すと、佐久間が「はい、覚えてます」と笑顔で応え、他のメンバーも深々とお辞儀。国分の「今日も期待してるからね!僕のためにやってね!」との送り出しに「全力でやらせていただきます」と阿部と佐久間は笑顔で小さなガッツポーズを見せて応えた。


⚫︎個性を生かしたアピールにファン歓喜
 パフォーマンスはグリーンのレーザーで照らされた9個の椅子のショットからスタート。そこにはスリムなダークスーツに身を包んだ9人の姿が。ラウールが目力たっぷりに歌い出すと圧巻のパフォーマンスがスタート。ロイヤルな雰囲気漂うリボンシャツに身を包んだ宮舘涼太は冒頭からセクシーな目線とダンスで魅了。深澤辰哉はファンの間でも注目の“シーッ!”ポーズをキメてアピール。目黒はアップになった際に余裕たっぷりにウインクを放った。また阿部も負けじと指で小さめのハートを描き得意のあざと可愛さを爆発させた。向井康二は安定した軸で華麗なステップとターンを披露。また佐久間は柔軟性のある艶やかなダンスと色っぽい視線でアピールした。加えてラップ部分では岩本、佐久間が椅子の上に。岩本は胸元にパールのネックレス、ジャケットのボタンを外し、鍛え上げた筋肉の抜群のプロポーションで大人カッコ良さが全開だ。渡辺翔太は生放送でも実に安定した歌唱力を披露し、舞台で培った実力を見せつけた。


  「KISSIN’ MY LIPS」の見せ場であるリップを塗る振付けも、披露する度にセクシー度がアップしているように思う。またもう1つの見せ場である足上げシーンでも、岩本の180度上げを筆頭に、スタイルの良さを存分にアピールしている。


 9人のパフォーマンスが終了すると、SNSには「見るたびにカッコ良くなってる」「毎回アレンジを変えてくるのさすが」「ラウールくん本当に17歳?色気ありすぎ」などファンの悲鳴にも似たコメントが溢れた。


  回を重ねるごとに“魅せ場”のクオリティを上げてくるSnow Manのパフォーマンスは完成度の高いダンス、アクロバットはもちろんのこと、メンバー9人それぞれの個性を生かした表現力によるところが大きい。加えて1曲の中で誰がセンターにいようとも常に全員が全力でパフォーマンスに挑む姿勢と、滝沢歌舞伎など毎日が真剣勝負の舞台で培ったスキルが融合した結果ともいえるのではないだろうか。また何よりCDセールス、YouTube再生回数といったファンの後押しも彼らの自信に繋がっているように思う。


 また10月4日からは12月4日の映画館での『滝沢歌舞伎ZERO2020』全国ロードショーに先駆け、東京新橋演舞場を皮切りに11月まで京都南座、名古屋御園座など思い出深い劇場で本作の特別上映もスタート。Snow Manファンにとっては、忙しくも嬉しい年末になりそうだ。(北村由起)