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マシュー・ウィリアムズによる「ジバンシィ」が初のキャンペーンを公開、撮影は友人のニック・ナイトが担当

2020年09月29日 15:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

マシューによる初の広告キャンペーンヴィジュアル Image by: GIVENCHY
「ジバンシィ(GIVENCHY)」が、新クリエイティブディレクターに就任したマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)による初のキャンペーンを公開した。 【もっと詳しく】 「ジバンシィ」新ディレクターに就任したマシュー・ウィリアムズとは? マシューは1985年シカゴ生まれ。友人であるキース・リチャードソン(Keith Richardson)のレーベル「Corpus」やロサンゼルスのブティック「Maxfield」で働き、ファッション業界のキャリアをスタートさせた。レディー・ガガ(Lady Gaga)やカニエ・ウェスト(Kanye West)との仕事が注目を浴び、2015年に自身のブランド「アリクス(ALYX)」(現1017 アリックス 9SM)を設立。今年6月に、メゾン初の女性デザイナーとして約3年間ブランドを率いたクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)の後任としてクリエイティブディレクターに就任した。 新たに公開したキャンペーンは、今後ウィメンズとメンズの両コレクションで打ち出していく予定のハードウェアシンボルをフィーチャー。マシューがパリでの新生活で感じたことや、ブランドの象徴的なエンブレムをデザインに取り入れ、なかでもマシュー自身が撮影したセーヌ川の橋を飾る南京錠「Love Locks」の写真が新しいシグネチャーを生み出すきっかけとなったという。 「ジバンシィロック」はゴールドフィニッシュで仕上げ、Uロックのデザインを採用。ネジとシンプルで幅の狭いボディに細長いシャックルを組み合わせている。また、エキゾチックレザーのエンボス加工を施した南京錠は、底面に2つのアシンメトリーな穴があり、小ロックをつけて使用することが可能となっている。 キャンペーンの撮影は、マシューの長年の友人で写真家のニック・ナイト(Nick Knight)が担当。動画には、マシューの友人でありラッパー兼ソングライターのプレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)の声を採用しており、カルティが発する「ジバンシィ」の正しい発音と誤った発音をミックスした。 なお、マシューによるジバンシィでのデビューコレクションは、パリ現地時間10月4日20時からデジタル配信で発表される。