2020年F1ロシアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは6位だった。10番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、28周目にハードタイヤに交換して53周のレースを走った。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=6位
スタートを失敗し、ターン1までにいくつかポジションを落としたために、最初は苦労した。でもすぐにポジションを取り戻して、その後、とてもいいパフォーマンスを発揮することができた。今日はペースがそれほど悪くなかったよ。
ミディアムタイヤでのファーストスティントはとてもうまくいった。タイヤの管理に集中して、長いスティントを取ることができたんだ。金曜のレースシミュレーションではデグラデーションがひどかったので、その部分の対策に取り組んだ。それがうまくいったのでうれしい。
今日は状況を最大限に活用することができた。それが何より大事なことだ。前向きな週末を過ごせたことが、僕らにとって精神面でいい効果をもたらしてくれるだろう。
(レース後の会見で語り)すごくハッピーだ。6位で大喜びするのは辛いけど、今はそういう状況だ。昨日は予選がうまくいかずに苛立ったが、結局予選でもっといいポジションをつかんでいたとしても、これよりいい決勝結果を出すことはできなかったと思う。ムジェロの時よりずっとうまくいった原因を理解する必要はあるが、とにかく一歩前進した。
今回小さなアップグレードを導入したが、それによってパフォーマンスが大きく向上したとは考えていない。それでも正しい方向に進んでいるのは確かだ。次のグランプリではもっと大きなアップグレードを入れるはずだよ。