2020年F1ロシアGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは13位だった。14番グリッドからミディアムタイヤでスタート、30周目にハードに交換する1回ストップで走った。今回のレースはベッテルにとってF1での250戦目だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=13位
少し退屈なレースだった。戦略面であまり選択肢がなかったんだ。路面がよくない側のグリッドだったから、スタートが理想的にはいかず、他のドライバーたちのクラッシュや接触を利用して順位を上げるということができなかった。
セーフティカーが退出した後、トラフィックにはまり、前のマシンに接近したまま走り続けることも難しかった。
レース中盤には、昨日の予選よりマシンが好調に感じられ、速さが見られたが、タイヤを長持ちさせることができなかった。他のマシンの後ろを走り続けたことがよくなかったんだ。
今日は最大限の仕事をしたが、十分な速さがなかった。
(Motorsport-Magazinに対して語り)僕をピットストップさせずに走らせておいたのは(シャルル・ルクレールがタイヤ交換の後、ルノー勢の前に出られるよう)ルノーを抑えさせる目的だったのは明らかだ。もちろんそれは僕にとってはプラスにはならなかった。あれがなければ1ポイント取れたかもしれないんだ。とはいえ状況が大きく変わったわけではないけどね。