2020年F1第10戦ロシアGP予選で6番手~10番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=10番手
Q3で何が起きたのか分からないから、今夜エンジニアたちと一緒にじっくり分析する必要がある。Q1とQ2ではいい感触を持っていた。でもQ3では他の皆が大きく向上したのに対して、僕らにはそれができなかった。でもマシンからこれ以上引き出せるパフォーマンスはないと感じたし、ラップ自体悪い感触ではなかったので、困惑している。あちこち細かいところをもっとうまくまとめればコンマ0.2秒くらいにはなるかもしれないが、上とのギャップはとても大きい。少し混乱しているし、課題があると思っている。
今日は何台か、スピンやトラックリミットの問題に苦労していた。FP3から予選にかけて、風の状態が大きく変わったことが影響したのだと思う。
今夜課題に取り組み、明日はもっといい日にしたい。ターン1までは長いから、何が起きてもおかしくない。何ができるのかを見ていくよ。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=9番手
今日の結果には満足だよ。昨日のフリープラクティスではいつもより苦戦していた。ショートランで期待したようなパフォーマンスを発揮できずにいたんだ。そのため、自信を持って予選に臨めたわけではなかった。
そういう状況を考えれば、このグリッドポジションには満足していいだろう。このマシンはレースで強さを発揮するはずだ。プラクティスで燃料をたくさん積んで走った時にはパフォーマンスがよかったし、バランスにも満足できた。
ライバルの中団チーム勢はかなり速い。でも決勝になれば彼らについていって戦うことができるという期待を持っている。最近のレースではいろいろなことが起こった。明日僕らにチャンスが訪れるといいね。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=8番手
赤旗が出たり、アタックラップでトラフィックに遭ったりして、僕の予選はスムーズにはいかなかった。大変だったけれど、マシンのペースはよく、それを信じて走ることができた。
予選Q3では2セットの新品タイヤが残っていなかったことで、少し苦労した。それでもこの結果には満足している。8番手がひどい結果だとは思わないからね。かなり接戦だったが、これより大幅にいい結果を出すことが可能だったとは思わない。
■ルノーF1チーム
エステバン・オコン 予選=7番手
いい結果を出せたんじゃないかな。今週末僕らはとてもいいペースを発揮している。マシンのパフォーマンスがいいからこそ、強さを示せているんだ。
僕自身は、この結果に満足している。予選3セッションを通してマシンはとても好調だった。明日戦える位置にいるので、心強いよ。
いい位置からスタートできるから、前のマシンを見据えて戦っていけるだろう。面白いレースになりそうだ。何が起きてもおかしくないよ。レースに向けて準備万端整っている。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 予選=6番手
難しい予選だっただけに、6番手という結果にとても満足している。FP3でのペースは励みになったけれど、予選が始まるなり、風のコンディションと路面温度が変わってしまっい、それがマシンバランスに影響した。
それでもQ1最初の走行からいいラップを走ることができ、そのおかげでQ3に新品タイヤ1セットを残すことができた。最後のアタックラップではすべてのセクターをうまくまとめることができて、それが6番手獲得につながったんだ。
レースに向けて良いスターティングポジションだから、明日、自分の仕事を確実に完遂する必要がある。