2020年F1ロシアGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは3番手だった。
FP3では1分34秒055で2番手。予選Q1では1分32秒656で最速、Q2では1分32秒405(ミディアムタイヤ)の2番手で通過、Q3では1分31秒956を記録するが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に及ばず3番手にとどまった。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3番手
Q1とQ2では速さがあると感じ、好調に思えた。最初のふたつのセッションはスムーズに進めていけたんだ。でもQ3はうまくいかなかった。タイムを向上させることができたが、他のドライバーたちの方が大きくタイムを稼いだ。
Q3最初の走行ではタイヤが冷えすぎていたため、最終コーナー出口で挙動が乱れ、ターン2の時点でコンマ2秒ほど失った。それで2回目のランに期待をかけていた。最後のアタックラップの方が感触はよかったし、特にミスもなかった。だからなぜポールからこれほど離れてしまったのか定かではない。
いくつか疑問があるので、ブリーフィングで確認し、これほどまでに大きな差がついた理由を解明する必要がある。
とはいえ3番グリッドというのは、このコースではかなり有利な位置だし、適切なタイヤ(ミディアムタイヤ)でスタートできる。以前ここで3番手からスタートしたことがある。その時、どういう結果になったかを思い出してほしい(注:2017年に3番グリッドから優勝)。明日も同じ結果を目指すつもりだ。まだチャンスはある。