Agooraは9月18日、「離婚アンケート調査」に関する調査結果を発表した。調査は9月にネット上で実施し、20~50代の離婚経験がある女性149人から回答を得た。
離婚原因について聞いたところ、最多は意見の相違・愛情が冷めた・一緒にいたくないなどの「性格の不一致」(53.5%)で、半数を超えた。
離婚を考えてから離婚するまで「1年以内」が6割
2位は借金・浪費・働かない・生活費を渡さないといった「経済的理由」(30.99%)だった。3位以降、「夫の不貞行為」(24.7%)、「精神的な暴力・ストレス(モラハラ行為やいやがらせ、自由の束縛など)」(19.7%)。「親族との関係(姑問題など)(14.1%)、「DVなどの暴力行為」(13.4%)などが続く。
離婚を考え始めて実際に離婚するまでの期間については、「3年より長い」(21.1%)が最多。一方、計6割が1年以内と回答しており、「1か月以内」は10.6%だった。
離婚後についても聞いたところ、「離婚して良かった」は95.8%。後悔している人からは、
「安定した生活がない」(奈良県・女性59歳)
「医療費や慰謝料をもらっていない」(東京都・女性37歳)
など金銭面の声が多かった。
さらに不安に感じていることに関しても、「収入が少なく生活が苦しい」(43.7%) が最も多かった。2位も「将来の不安を漠然と感じる」(33.8%)と続いた。
しかし、「慰謝料・養育費を請求している」(41.6%)が4割ととどまっている。弁護士等への相談を考えてもいいのかもしれない。