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ウイルス対策として理想のランドセルは、「カラダへの負担が無い」が最多に

2020年09月24日 18:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
羅羅屋はこのほど、「コロナ禍におけるラン活実態調査」を実施し、結果を公表した。

「ラン活」とは、小学校入学を控えた子どもの親などが、ランドセルを購入するために行う活動のこと。同調査は2020年9月2日~4日、全国の男女(20~69歳)で、2021年度入学の子を持つ全国のラン活終了組、現在ラン活中組各250名(計500名)を対象にインターネット調査にて実施した。

今回の調査で、子どもが触れるものや身に付けるものへのウイルス対策を気にするかを尋ねたところ、約8割が「気にする」と回答した。しかし、ランドセルの重視ポイントについて尋ねると、両者とも約6~7割が「デザイン・カラー」と回答し、全体的にランドセルの衛生面を気にする人は少なく、ランドセルはウイルス対策において盲点であることが浮き彫りとなった。

一方、「衛生面(抗菌・防臭加工)」に焦点を当てると、ラン活終了組は1割程度に対し、現在ラン活組の約4割が選択していることから、感染拡大の影響もあり「衛生面」についても意識するようになったことがうかがえる。

また、ウイルス対策として理想のランドセルについて尋ねたところ両者共に「カラダへの負担が無い」が最も多い結果となった。コロナ禍というストレス過多な状況でカラダへの負担が無いランドセルに意識が高まっているのかもしれない。一方で、現在ラン活組の約半数は「抗菌加工」や「除菌しても耐えられる素材」を挙げるなど、ウイルスを寄せ付けないランドセルにも需要が高まっていることがうかがえた。

次いで、「ランドセルは実際に背負わせてから決めたいか」について尋ねたところ、約9割が「実際に背負わせてから決めたい」と回答。しかし、現在ラン活組においては約半数がオンライン購入でそのうち約2割は実際に背負わせずに購入予定であることから、ラン活においても少なからず新型コロナウイルスの影響を受けていることが示唆された。

コロナ禍のラン活における悩みごとについて尋ねたところ、両者共に最も多かったのは「ランドセルの選択肢の多さ」だった。次いで、「イベントや展示会の中止」(ラン活終了組/25.2%、現在ラン活組/31.2%)と、コロナ禍ならではの悩みが浮き彫りになった。(エボル)