「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」を展開する青山商事は10月1日から、就職活動向けスーツのレンタルサービスを始める。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、会社説明会や選考のオンライン化が増えている中、必要な時にだけ利用できるサービスとして企画した。
価格は、最大5日間のレンタルで税別3900円
就活スーツのサイズ展開は、男性用の「ジャケット+パンツ」が22サイズ(ザ・スーツカンパニーは14サイズ)、女性用の「ジャケット+スカート」が6サイズ(同6サイズ)を用意。色柄は黒無地で、年間を通して使用できる通年仕様になっている。
サービスの利用希望者は、店頭で販売員に採寸をしてもらった後に商品を予約する。予約は、レンタルの90~10日前まで可能で、着用後は受取店舗に返却するだけでクリーニングなどは不要。
同社が5~6月にネット上で実施した調査では、就活生950人の6割が「面接や会社説明会には就活スーツを着ていく」と回答した。一方、近年の服装自由化に加えて、今後もオンライン上での説明会、面接の定着が見込まれる中で、同社はリリースで
「今後は活動状況により就活スーツの着用機会が少なくなることも予想されます」
とコメントしている。同調査では、就活向けスーツのレンタルサービスに5割の就活生が「魅力的である」と答えており、同社は新たな就活環境における選択肢の一つとして提案している。
価格は、最大5日間のレンタルで税別3900円。全国の「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」で予約を受け付ける。