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海外ブランドのPRや企画を手掛けてきた宮本葉月による「メッキ」がデビュー、ラッフルを配したドレスやブラウスを製作

2020年09月18日 13:42  Fashionsnap.com

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展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
宮本葉月による新ウィメンズブランド「メッキ(MEKKI)」が、2021年春夏シーズンにデビューする。デビューコレクションを関係者向けの展示会で披露した。 こちらの新ブランドもチェック 多国籍のクリエイティブチームによる新ブランド「ビエダ」 第1弾は中国・広州の高度な技術でバッグを製作  宮本は1981年福岡県出身。セレクトショップの販売員からファッション業界でのキャリアをスタートさせ、その後はインポートブランドのPRや企画、国内ブランドのディレクションなど幅広く活動し、2015年に自身の会社マッハバールを設立した。マッハバールではファッションやビューティーブランドを中心に、ブランディングのディレクション、広告、PR、コンサルティングといった幅広い業務を展開している。ブランド立ち上げ準備は今年6月に始動。メッキはマッハバールの元で運営していく予定で、自身でPRなども行うという。コレクションは春夏と秋冬の年2回の発表を予定している。  メッキでは「メッキは加工させるものだけれども、丁寧に手を加え加工されたものを纏うことで誰しもを輝かせる。メッキが剥がれ落ちていく時も、また新たに加工していく時もより輝いていける」をコンセプトに掲げ、メインターゲットは30代の高感度な女性に設定。アイテムは全て日本製で、身体のラインが美しく見えるシルエットを追求した。デビューコレクションでは、ラッフルをふんだんに配したサテンドレス(8万円)やブラウス(4万8000円)、ビッグリボンをデザインしたシルクブラウス(6万5000円)、ポリエステルやリネンを採用したチェック柄のセットアップ(5万8000~7万2000円)、オリジナルのグラフィックをデザインしたTシャツ(1万5000円)、キャンドル(7200円/いずれも税別)など全17型をラインナップ。ルックのモデルには福士リナを起用した。  現在はブランドの公式サイトとインスタグラムを開設。アイテムは自社ECでの展開に加えて、セレクトショップでの卸販売を予定している。また、宮本自身も接客が好きであることから、月に2回程度オンラインで顧客に商品を提案する企画も視野に入れているという。現時点で実店舗の出店は計画しておらず、マッハバールのショールームで定期的にポップアップイベントの開催する予定だ。宮本は「次回以降は靴やアクセサリーの製作も計画している。日本だけではなく、海外での展開にも力を入れていきたい」と抱負を語った。 こちらもチェック バロックから30~40代女性をターゲットにした新ブランド「へリン ドット サイ」がデビュー ■MEKKI:公式サイト(プレオープン中)