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ウィリアム王子&キャサリン妃、老舗ベーカリーでベーグル作りをお手伝い

2020年09月17日 17:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ベーグル作りを手伝うキャサリン妃とウィリアム王子(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年9月15日付Instagram「Thanking communities, individuals and businesses who have gone above and beyond to help others:」』のスクリーンショット)
英王室ウィリアム王子(38)とキャサリン妃(38)夫妻がこのほど東ロンドンを訪問し、職業安定所とイスラム教寺院を訪れた後、ブリック・レーンにある老舗ベーカリーでベーグルを作るお手伝いをした。夫妻は約3kgのパン生地を捏ねて形を整え、30個のベーグルを作った。

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ケンジントン宮殿が現地時間15日に公式SNSを更新し、ウィリアム王子とキャサリン妃が老舗ベーカリーで手伝う様子を捉えた動画を公開した。ロックダウンの間、ウィリアム王子夫妻は3人の子供達と共にノーフォーク州のアンマー・ホールに滞在していたが、現在はロンドンにあるケンジントン宮殿に戻ったと見られている。

東ロンドンを訪れたウィリアム王子夫妻は、ロンドン・ブリッジの職業安定所とホワイトチャペルのイスラム教寺院を訪問し、コロナ渦の中どのように地元のコミュニティをサポートしたのかなどについて話し合った。夫妻はその後、ブリック・レーンにある有名なベーグル店を訪れた。

ロンドンのブリック・レーンは、リング状のパン“ベーグル”の店が立ち並ぶことで有名な通りである。ウィリアム王子夫妻が訪問した「ベーグル・ベイク」は1974年に創業した老舗ベーカリーだ。通常は24時間営業で一日中客足が絶えないが、感染拡大防止対策のために営業時間を短縮、最近になってようやく24時間営業を再開したという。夫妻が同店で手伝う様子を公開したケンジントン宮殿は、このように言葉を添えた。

「ロンドンの最も代表的なベーグル店の舞台裏を見るための訪問です。“ベーグル・ベイク”はパンデミックの間、営業時間の短縮を余儀なくされましたが24時間営業に戻り、地元のコミュニティをサポートしています。」

ウィリアム王子とキャサリン妃は、それぞれの洋服の色に合わせたマスクを着用、作業前には手を消毒し、エプロンと手袋をしてパン作りを始めた。2人は約3kgのパン生地を捏ね、ベーグル30個を作った。

「ベーグル・ベイク」創業者の息子エリアス・コーヘンさんが、出来上がったベーグルの生地を見て「悪くないね。キャサリン妃の勝ちだと思いますよ」と感想を伝えたところ、ウィリアム王子は「僕達も同意するよ」と答え、トレイの上に生地を置きながら「いつものことなんだ」と笑いながら語ったそうだ。

またキャサリン妃は「どう焼き上がるかを見るまで待つことね。私はビギナーズラック(初心者ならではの幸運)を持っていたんだけど、段々悪化しているんだから!」とジョーク交じりに話したという。



画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年9月15日付Instagram「hanking communities, individuals and businesses who have gone above and beyond to help others:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)