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小松マテーレが秋冬向けマスク発売、光触媒技術でコロナウイルスの感染能力を低減

2020年09月16日 17:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ダントツマスクールあたたかめ(着用画像) Image by: 小松マテーレ
小松マテーレが9月16日の今日、新機能を搭載した秋冬向けのマスク「ダントツマスクールあたたかめ」とマスクインナー「ダントツフィットインナーあたたかめ」を発表した。今日18時から公式オンラインストア「ユニリンク」で予約を受け付ける。価格はマスク1枚が1800円、インナー3枚セットが900円、マスク1枚とインナー6枚のセットで2700円(いずれも税別)。  同社は今月11日、構造的に新型コロナウイルスに近いとされ、人への感染能力が確認されているコロナウイルス(Human Coronavirus 229E)の感染能力を低減する効果がある新素材「エアロテクノ」を開発したことを発表。光触媒技術や特殊な吸着剤などにより、ウイルスの付着後2時間で約99.9%の感染力を抑えることが確認されている。  ダントツマスクールあたたかめとダントツフィットインナーあたたかめは、エアロテクノを採用した抗ウイルス商品第1弾として発売。エアロテクノによる感染能力の低減効果のほか、2商品の共通機能として高い保温性と吸放湿性を搭載している。断熱層を形成する加工技術により、セットで着用した際のマスク内温度が市販の不織布と比較して高い効果を発揮。また、いずれの商品にも吸放湿性の高い素材を用いており、インナーに施した形状記憶ワイヤーが鼻の形状にフィットすることで呼吸による水蒸気の漏れを防ぎ、メガネのレンズの曇りを防ぐ。マスクは約50回、インナーは約10回まで洗濯しても効果を発揮する。  これに加えてマスクには防菌効果や花粉カット、UVカットの機能を備える。耳紐にはマスク部分製造時の端材を使用するなど環境へも配慮した。カラーはホワイト、ネイビー、ライトブルー、ピンク、オリーブ、ライトグレーの6色を揃え、サイズはMサイズのみを展開する。なお、初年度はマスクとインナーで5億円の売上を予想しており、エアロテクノを活用したシリーズ全体では3年間で年間売上15億円規模に成長させる計画だという。  小松マテーレでは今年2月、ウイルスを酸化分解する光触媒の新技術を用いた抗ウイルスのマスクインナー「ダントツフィットインナー」を開発。6月からは、抗ウイルス性のほか、接触冷感や紫外線カット機能を備え、吸湿・放湿性を持つ高機能マスク「ダントツマスクール」を販売しており、8月末に通気性とフィット感を向上した「ダントツマスクールエアー」と口臭ケアタイプのダントツフィットインナーを発売した。ダントツマスクールはこれまでに累計50万枚以上を販売し、ダントツフィットインナーはシリーズ全体で60万枚以上を売り上げた。マスク関連商品について、初年度にダントツマスクールで10億円、ダントツマスクールエアーで2億円、ダントツフィットインナー(口臭ケアタイプ)で3億円の販売規模を予想。現時点でいずれの商品も好評で、このまま行けば売上目標を達成する見通しだという 【夏マスク試着レビュー】 vol.1 小松マテーレの「ダントツマスクール」 ■ユニリンク:公式サイト