トップへ

V6 坂本昌行×嵐 櫻井翔、デビュー時からの兄弟のような関係性 『夜会』出演を機に振り返る

2020年09月16日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 9月17日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にV6の坂本昌行が出演する。「夜会フェス第2夜」として、今年デビュー25周年を迎えるV6について、リーダーの坂本が溜まった本音を告白するという。番組MCを務める嵐の櫻井翔とV6の坂本は、デビューまもない頃からの深いつながりがある。改めて二人の関係性を追ってみたいと思う。


(関連:相葉雅紀、櫻井翔、中居正広 ……司会者としての魅力とは 『FNS歌謡祭』など音楽特番から考える


 2015年のこと。当時の番組『櫻井有吉アブナイ夜会』(同局)に坂本と長野博が出演した。「櫻井翔に言いたいことSP」と題して、坂本がどうしても確認したいこととして、ある疑問を櫻井に投げかけた。


 「ある番組でジャニーズの先輩で尊敬する人っていうお題で僕の名前を出してくれたんですよ。率直に、なんで!? なんで俺なの?」と疑問をぶつけていた。櫻井は、「嵐がデビューして1カ月半くらい日本全国、バレーの仕事で回る中で、ずーっと一緒に坂本君がお世話してくれてたんです。だから恩人なんですよ」と力説。


 MCの有吉弘行から「“尊敬”じゃない?」と鋭いツッコミに、表情がほころんだ櫻井。「いや、尊敬してますよ!」と弁解したものの、今度は隣に座る長野から「一番ではないってことでしょ?」とやさしくも鋭いツッコミ。


 各方面から愛ある攻撃を受けた櫻井は、椅子に座りながら身体の向きを長野の方向に変えて、「一番とは言ってないです……」。苦笑いを浮かべた櫻井に、鋭い視線を送った坂本。デビュー間もない頃から知るかわいい後輩、というジャニーズならではの兄弟のような関係性が伺えた。


 V6と嵐の共通点といえば、バレーボールもその一つ。嵐がデビューした1999年に開催されたワールドカップバレーボールのイメージキャラクターに嵐が抜擢された。デビュー曲「A・RA・SHI」がイメージソングに起用され、大会前から関連番組への出演が相次いだ。


 その中で、全国各地から生中継で放送された『嵐のV1』(フジテレビ系)に、嵐のメンバーと一緒に坂本が出演していた。坂本が選手兼監督として嵐とバレーボールチームを結成して試合を行ったり、嵐のステージでは坂本がDJを務め、後輩の晴れ舞台をバックアップしたりと、あらゆる面でサポートしてきた。


 ジャニーズJr.としてのステージ経験を積んできたとはいえ、時間の制約や何が起こるかわらかない生放送番組でのトークは緊張の連続に違いない。帯同してくれた坂本の存在はさぞかし大きかったことだろう。


 今回の放送では、坂本が25周年を迎える間に蓄積した本音を告白するという。20年超の時を経てもなお共演できること、いつしか後輩が先輩の受け皿になるほどの成長をみせたことへの喜びを感じているのではないだろうか。


 ちなみに、グループメンバーの三宅健から「今日もすべってるよ!」といじられがちな坂本。ただならぬ緊張感が走りそうだが、どんなエピソードが飛び出すか楽しみに待ちたい。(柚月裕実)