2020年F1トスカーナGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは10位だった。
14番グリッドからソフトタイヤでスタート。1周目にスピンしたカルロス・サインツJr.(マクラーレン)を避け切れずにフロントウイングにダメージを負い、ピットイン、ミディアムタイヤに交換してコースに復帰した。最後尾に落ちたベッテルは、ミディアム、ソフト、ハード、ソフトとタイヤを替えて走り、最終的に入賞を果たした。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=10番手
いいスタートではなかったが、ターン1に向けてイン側を保ち、トラブルを避けながら、いい感じで進んでいった。ところがターン2に来ると、目の前でマクラーレンがスピンしていて、避けることができずに接触してしまった。
セーフティカーが出動したので、その間にウイングを交換してコースに復帰することができた。もう少し他の人たちのミスを利用して順位を上げることができればよかったが、少なくとも大きなアクシデントには巻き込まれなかったので、それはラッキーだったと思う。
ポイント圏内でフィニッシュできたのはポジティブなことだ。だがもちろんこのポジションに満足することはできない。