2020年F1トスカーナGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは1周目にリタイア、アレクサンダー・アルボンは3位に入り、F1初表彰台を獲得した。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
複雑な思いを残す一日になった。アレックスがF1初表彰台を獲得できたことはとてもうれしい。彼は週末を通して素晴らしい仕事をしてきた。レースでは、スタートで苦労したため、強敵を相手にオーバーテイクをして順位を取り戻していく必要があった。
この功績は彼自身の力で達成したものだ。ネガティブな要素や外部からの批判に負けずに、前向きな姿勢を保ち、一流のパフォーマンスを披露した。今回表彰台を獲得したことが、彼の自信を高めるはずだ。ここからさらに強くなっていくものと確信している。
マックスは、予選で期待を感じさせるパフォーマンスを発揮した後、決勝に向けてポジティブな感触を持っていた。しかし残念ながらレースで力を見せつけることができなかった。
スタートの蹴り出しが素晴らしく、ルイス(・ハミルトン)に並びかけたが、パワーが低下したことで、中団へとポジションを落とした。その結果、他のマシンに追突され、グラベルのなかでレースを終えることとなった。
彼は強い意気込みを持ってレースに臨んでいたし、我々の全体的なパッケージが優れていたことは明らかだ。
(フェルスタッペンのパワーユニットの)問題については、再発を防ぐため、ホンダと我々が協力して調査を行う。