その後、小椋はトニー・アルボニーノ(Rivacold Snipers Team)やアンドレア・ミーニョ(SKY Racing Team VR46)などに交わされポジションを落とし7番手となるがトップ集団についていく。
7周目には10番手までポジションを落とした小椋。バトルを繰り返し、レース折り返しとなる13周目は9番手でトップ集団に食らいつく。そして2番手を走っていたダリン・ビンダー(CIP Green Power)が15周目に転倒を喫してトップ集団が入れ替わり、そのタイミングで小椋は一時4番手までポジションを挽回した。
小椋はその後に6番手に落ちて周回を続けるが、ラスト2ラップでポイントリーダーのアルベルト・アレナス(Pull&Bear Aspar Team Moto3)が3コーナーでスリップダウンしてノーポイントに終わる。
Honda Team Asiaの青山博一監督は「小椋選手は、ポールポジションの位置から素晴らしいスタートを見せましたが、レースの序盤にポジションを多く落としてしまいました。レースを上手くコントロールできませんでした。結果は2位ということで、悪くはありませんでしたが、今後は、レースをどのようにマネージメントしていくかもこれからの課題です」と語った。
■小椋藍(Honda Team Asia) 決勝:2位 「タフなレースで、他のライダー達と激しいバトルとなりました。その中で得た今日の結果には満足しています。レースを振り返ると、序盤から中盤にかけて上手く走ることが出来ませんでした」