MotoGP第7戦サンマリノGPの予選で、LCRホンダ・イデミツの中上貴晶は14番手となった。
前戦スティリアGPで予選2番手、初のフロントローを獲得した中上は、サンマリノGPでは初日12番手と出遅れたことが影響しフリー走行3回目を終えて総合13番手。ダイレクトでのQ2進出を逃しQ1からの予選となった。そのQ1も厳しいアタック合戦となり4番手。Q2進出を果たせず、14番グリッドが確定した。
今シーズンのサンマリノGPでは、全面改修された新しい路面に車体のセッティングを合わせきれず、多くの時間をセットアップに割くことになった。その結果、連続周回ではまずまずのレベルに仕上がったものの、予選ではわずか0.2秒の差でQ2に進出することができなかった。決勝日のウォームアップで最後の調整に挑み、決勝では追い上げのレースに臨む。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選14番手)
「まだ本当の強さが出せていません。今週はここまで少し苦戦していますが、ラップタイムはとても接近していて、FP3ではトップ10をわずかの差で逃してしまいました。昨日はマシンのセットアップにかなり時間を使いました。今日も引き続きセットアップに行い、明らかにマシンを改善することができ、かなり安定するようになりました」
「Q1はわずか0.2秒の差で先へ進めませんでしたが、ベストは尽くしました。ラップタイムはとても接近しているので、今日のことは忘れて明日また一歩前進できるようにがんばります。スターティンググリッドがあまりよくないので難しいレースになると思いますが、27周はとても長いレースです。タイヤに厳しいレースになると思うので、チャンスはあります。トップ8あたりでフィニッシュできたらうれしいです。ベストを尽くします」