2020年F1トスカーナGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは16番手だった。
ガスリーはFP3では1分17秒226(ソフトタイヤ)で5番手。予選Q1で1分17秒125(ソフトタイヤ)を記録、わずか0.053秒差でQ2進出を逃して16番手でのQ1敗退となった。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=16番手
ここまですべてがうまくいっていただけに、今日の結果にはがっかりしている。フリープラクティスではマシンの調子がよく、予選でエンジンをそれまでよりも少しプッシュした。2周においてフィニッシュライン前にエネルギーを使い果たしてしまい、0.1秒以上ロスした。Q2進出に足りなかったのは0.05秒だった。
こういったコースで予選下位に沈むのはもちろん不利になる。予選まではすべてが好調だっただけに残念だ。予選で僕らは物事をうまくまとめ上げることができず、最悪のタイミングで小さなミスをしてしまった。
実際はこの順位より速いのは間違いないから、ここから挽回するための方法を探す必要がある。明日はポイント圏内までポジションを上げることを目指すよ。
(予選後の会見で語り)FP3の後、少しセットアップ変更をしたが、それが正しい方向にいかなかった部分もある。FP3の時より遅くなってしまった理由をいま分析中だ。
誰のせいでもない。チームとして完璧な仕事ができなかった。今日は小さなミスで大きな代償を支払うことになった。