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【順位結果】インディカー第10戦ミド・オハイオ決勝レース/パワーが完勝。琢磨は追い上げならず

2020年09月13日 07:51  AUTOSPORT web

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5度目のポールスタートからようやくミド・オハイオで勝利を飾ったウィル・パワー
ミド・オハイオ・スポーツカー・コースを舞台にダブルヘッダーで開催されているNTTインディカー・シリーズ。12日に行われた第10戦は、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がポール・トゥ・ウインで今シーズン初勝利を飾った。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は17位となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で8月から9月に延期となったミド・オハイオ戦。観客は6000人を上限に迎え入れられ、レース1の決勝がスタートする。

 ホールショットを決めたパワーは、2番手に3秒の差をつけトップを独走。21周を走行し、最初のタイヤ交換を行う。

 全車1回目のタイヤ交換を終えると再びトップに立ったパワー。2番手にジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)と続く。

 17番手スタートのディクソンは追い上げを見せ、ファーストスティントで9番手までジャンプアップする。

 2スティント目もパワーの勢いは止まらず、ハーフウェイを過ぎた時点でニューガーデンとの差は6秒に開く。

 45周を走行し、上位陣ではロッシが最初にピットイン。翌周ニューガーデン、ハンター-レイもピットイン。ここでロッシが、コースに戻ったハンター-レイをオーバーテイク。

 パワーは47周を走行して最後のピットイン。クルーもしっかりと送り出し、パワーはレースをリード。そのまま最後までトップを快走し、パワーが今シーズン初優勝を飾った。

 レース終盤、ニューガーデン、ロッシ、そしてグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が加わり表彰台争いが激しくなる。

 レイホールが最後までロッシを攻め立てたが、タイヤも厳しくオーバーテイクには至らず、ニューガーデンが2位、ロッシが3位となった。ポイントリーダーのディクソンは、ファイナルラップでひとつ順位を上げ10位。

 18番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、追い上げを見せることができず17位でレースを終えた。

■NTTインディカー・シリーズ第10戦ミド・オハイオ決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngineLapsSP112W.パワーチーム・ペンスキーC75121J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC753327A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH756415G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH758528R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH752610F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH757760J.ハーベイメイヤー・シャンク・レーシングH755821R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC759988C.ハータアンドレッティ・ハーディング・スタインブレナーH7513109S.ディクソンチップ・ガナッシH7517115P.オワードアロウ・マクラーレンSPC75151255A.パロウデイル・コイン・ウィズ・チームゴウH75201320C.デイリーエド・カーペンター・レーシングC7541418S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH7514158M.エリクソンチップ・ガナッシH75211659M.チルトンカーリンC75121730佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH75181822S.パジェノーチーム・ペンスキーC7510197O.アスキューアロウ・マクラーレンSPC75162026Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH7419214C.キンボールA.J.フォイト・レーシングC74222214D.ケレットA.J.フォイト・レーシングC74232398M.アンドレッティアンドレッティ・ハータH7411
※リザルトは編集部調べ