2020年F1トスカーナGPの金曜、F1グランプリ初開催のムジェロ・サーキットで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=3番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=9番手/2=4番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=7番手/2=15番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=5番手/2=8番手という結果だった。
フェルスタッペンのFP1タイムは1分17秒927でトップとの差は0.048秒、FP2では1分17秒235でトップとの差は0.246秒だった。アルボンはFP1で1分19秒068、FP2で1分17秒971を記録した。
ガスリーはFP1で1分18秒676、FP2で1分18秒244が自己ベストタイムだった。FP2ではピットレーンの速度違反(2km/h超過)を犯し、チームに200ユーロ(約25000円)の罰金が科された。
クビアトはFP1では1分18秒839、FP2では1分18秒736を記録した。
ホンダは「ムジェロでは予選パフォーマンスが非常に重要になると思われる。土日を戦う上で何がベストなやり方なのかを探り出す」と述べている。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のトスカーナGP初日は、我々2チーム4台ともにスムーズなセッションとなり、多くの周回を重ね予定通りにプログラムを消化することができました。
現行F1レギュレーション下で初走行となるムジェロ・サーキットで、きちんとプログラムを消化しデータを収集することは、初日の仕事として大変重要なことです。
今日は色々なセッティングを試して走行したことで、車体・PUともに予選、レースに向けて貴重なデータを収集することができました。
初めてのサーキットということで、車体・PUともに通常よりも最適化の余地が大きいのではないかと考えています。
これからデータを分析し、明日以降のセッションに備えます。