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レディー・ガガ、人生を変えてくれた人物を明かす「明日はもう涙はいらない」

2020年09月11日 18:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ガガの人生を変えた人物とは?(画像は『Lady Gaga 2020年9月9日付Instagram「Close your eyes and imagine a world without color, then open them and look at the world around you.」』のスクリーンショット)
レディー・ガガ(34)が、このほど自身の人生を変えた人物について語った。過去にレイプ被害に遭ったガガは、何日も泣いて過ごしていたことがあったという。そんな彼女を励まし、前向きに生きるようにと背中を押してくれたのは、ガガの祖母であったと明かした。『The Oprah Magazine』が報じた。

『The Oprah Magazine』が現地時間8日、レディー・ガガの母親シンシア・ジャーマノッタさんが寄稿した記事を公開した。同記事内では、ガガへ問いかけた20の質問と回答も掲載された。ガガは「あなたの人生を変えた人物は誰?」という質問にこう答えている。

「私の祖母よ。私はレイプされた後、何日もの間ソファーの上で泣いて過ごしていた。すると祖母がMTVをつけて、私に元気を出せって言ったのよ。」
「女性アーティストがパフォーマンスをしていたわ。祖母は『今日は一日中、泣いていても良いわ。でも、明日からはまた外に出るのよ。そして、この世界に本当の変化をもたらすの。明日はもう涙はいらないのよ』って言ったわ。」

ガガは10代の頃にレイプ被害に遭い、線維筋痛症とPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいることを明かしている。ガガはシンガーソングライターとして大成功を収め、数々の音楽賞を受賞。2018年には映画『アリー/スター誕生』で主人公のアリーを演じ、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。

こういったキャリアの成功のかたわら、ガガはメンタルヘルスとウェルビーイングに焦点を当てた若者向けのプログラムを提供する「ボーン・ディス・ウェイ財団(Born This Way Foundation)」を立ち上げている。

ガガはさらに「あなたのメンタルヘルスで、最も大切なことは?」という質問に対して、このように答えた。

「弁証法的行動療法よ。スキルに基づいた治療法で、精神と身体に気持ちを集中させるの。そうすることで感情と理性のバランスを整えるのよ。」
「私は線維筋痛症を患っているし、慢性的な身体の痛みを抱えながらの生活は大変だわ。この問題から抜け出す方法は考えられないけれど、根本的には受け入れてきたのよ。」
「苦痛に耐えるスキルとルーティンで、自分自身を律することができるのだから。」

ガガはこのほか、妹であるナタリー・ジャーマノッタさん(Natali Germanotta、28)が、自身のヒーローの1人であると明かしている。

「彼女の心、精神、そして純粋で素晴らしい本質を愛している。辛いときに笑えるという彼女の能力は格別よ。2人で泣いている時でも、突然彼女は冗談を言いだすんだから。」

ナタリーさんはファッションデザイナーとして活動しており、ガガとのコラボレーションやステージ衣装の制作に参加するなど数々の作品を手掛けている。

画像は『Lady Gaga 2020年9月9日付Instagram「Close your eyes and imagine a world without color, then open them and look at the world around you.」、2017年8月23日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)