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高見沢俊彦の規格外ポンコツ料理に視聴者爆笑「笑いすぎてお腹痛い」 博多大吉「几帳面な方だと…」

2020年09月09日 17:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

爆笑料理を披露した高見沢俊彦(THE ALFEE)
日本のグループ最多のコンサート本数記録を更新し続けているTHE ALFEEの高見沢俊彦(66)が、5日放送『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演した。「ギター以外はポンコツ」だという高見沢に、最初は半信半疑だった有吉弘行らも爆笑し、視聴者からも「高見沢さん面白すぎる」「笑いすぎてお腹痛い」などの反響があった。

番組で「ギター以外は何もできないことを反省しに参りました」と告白した高見沢俊彦。有吉弘行は「絶対そんな事ないですよ」と全否定する。しかし高見沢の料理VTRが流れると、そうも言っていられなくなったようだ。

「家訓で“料理は食べるもの”」だとして日頃は料理を一切しない高見沢。夏のライブで販売されるDVDでは『ALFEE KITCHEN』としてたびたび3人が料理をする企画が行われている。そこでカツ丼を作る際に高見沢は玉ねぎを丸ごと1個、切らずに鍋に入れてしまったことがあるが、「レシピを見て『玉ねぎを入れる』って書いてあったんですよ。『(玉ねぎを)切る』って書いてなかったんです」と主張した。普段料理しないため、料理をする際にはレシピが頼みの綱だが、それが裏目に。ちなみに「入れた瞬間にパラッとなると思った」と玉ねぎは切らなくても鍋に入れれば自然にバラバラに分かれると考えていたのだ。

他にも失敗は数知れず。おにぎりを作る際には炊飯ジャーの炊き立ての白飯にいきなり手を突っ込み「あっつ!」と驚き、りんごの皮を剥けば厚く剥きすぎて食べる部分が激減、デザート作りではグラニュー糖と間違えて塩を投入、ボウルの生地のなかに器を落とし器を割る…などなど枚挙にいとまがない。高見沢はあくまでも真剣に料理に取り組んでいるのだが、あまりの天然ぶりが笑いを誘う。

これらの珍エピソードでスタジオは爆笑に包まれ、有吉弘行は「これ毎週観たいわ~」、バカリズムは「『高見沢くん』っていう四コマ漫画連載して欲しいですね」と希望。博多大吉が「すごくしっかりした几帳面な方だと思っていた」と驚いたが、高見沢は「音楽には几帳面なんですけど」と返していた。

そんな高見沢俊彦が「禊」として「3分クッキング」に挑戦することに。実際に『3分クッキング』に出演する青柳ひろ美先生が指導し「肉と卵の巻き寿司」を作ることになった。これにまたもやレシピを熟読し「間違いようがない」と自信を見せる高見沢。 

いざ料理では「寿司酢を白飯に回しかけて切るように混ぜる」といった工程で、なんと高見沢は手刀で白飯に切り込んでいった。これに普段は優しいであろう青柳先生が「人間なので何かを使いますよね?」と一言。さらには前髪にご飯粒をつけ、肉片を遠くに飛ばし、鍋に引く油を溶き卵に直接投入するなどの珍プレーを次々に披露した。極めつけは具の卵焼きを作る際に「卵をボウルに入れる」とレシピにあったのだが、これを見た高見沢はボウルの中に生卵を割らずにそのまま入れてしまう。ボウルの中に殻のままの卵が4つ入ったシュールな絵に、付き添っていた大久保佳代子も「斬新ですね。ボウルに一回そのまま寝かせるという…」と呆れ顔だ。

3分クッキングではなく1時間30分かけて完成した巻き寿司だったが、意外にも大久保は「ウマい!」、青柳先生も「お寿司にちゃんとなってます」と高評価。高見沢も「なかなかうまいじゃん。達成感としてはアルバム1枚作った感じ」と笑顔を見せていた。

ファンにとって高見沢俊彦の天然ぶりはお馴染みで、ステージでもギターを持ち忘れて登場したり、ギターを弾きながら回転しているうちにストンとステージから落下したり、野外ライブで蛾をピックと間違えて仰天したり、長いステージを走っているときに靴が脱げて飛んで行ったり…などのエピソードが伝説となっている。しかし博多大吉のように「しっかりした几帳面な人」というイメージを持っていた視聴者もいるようで、「有吉反省会の高見沢さん最高やな」「有吉反省会の高見沢さん回。すげー面白かった。演者も笑いが止まらない感じ」「高見沢さん面白すぎる」「笑いすぎてお腹痛いんだけど」「あんな笑ったの久しぶり」「高見沢さんにめちゃくちゃ笑った! 料理するところずっと見ていたいw」と爆笑したという声がSNSで相次いでいる。他に「笑いたい方、必見です 高見沢さんが大好きになりました」「アルフィーの高見沢さんが出ていて、その話に爆笑 一気に好きになった」とこれを機にファンになった人もいるようだ。

そうは言っても高見沢は、THE ALFEEのリーダーとして長きにわたりバンドを牽引し、ほとんどの楽曲の作詞作曲を手がけ、曲によってはエンジェルギターを代表とする特注ギターを弾いて、メインボーカルを務めることもある。ステイホーム中には精力的に曲を作り、9月2日にはそのなかから68枚目のシングル『友よ人生を語る前に』をリリースした。同曲は高見沢と同世代に向けたメッセージソングとなっていて、桜井賢、坂崎幸之助と奏でる“確固たる音楽”と“お茶目な天然ぶり”のギャップが高見沢をいっそう魅力的にしているようだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)