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ジャスティン・ビーバー「良き夫、良き父親になれるように…」インスタに決意綴る

2020年09月08日 14:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

自身の半生を振り返ったジャスティン・ビーバー(画像は『Justin Bieber 2020年9月6日付Instagram「I came from a small town in Stratford Ontario Canada.」』のスクリーンショット)
人気歌手ジャスティン・ビーバーがこのほど自身のInstagramを更新し、現在のリアルな心境を長文にしたためた。「良き夫、良き父親になれるように、これからは身勝手な欲望は捨てる!」と綴ったこの投稿には、350万件超の「いいね!」と3万件を超えるコメントが寄せられた。

カナダ出身の人気シンガー、ジャスティン・ビーバーは、愛妻ヘイリー・ビーバーとまもなく結婚2周年を迎える。そんな大切な記念日を目前に控えたジャスティンがこのほどInstagramを更新し、自身の半生を振り返りながら今後の抱負などを長文にしたためた。

「僕はカナダ・オンタリオ州のストラトフォードっていう小さな街の出身だ。モノは持ってなかったし、金や名声に突き動かされることもなかった。ただ音楽が好きなだけだったんだ。でもティーンエイジャーになるにつれて、自信の無さやフラストレーションを埋めようと、他のことに価値を見出すようになった。僕の価値観はだんだんと変わっていってしまったんだ。」

「僕の心が慢心や権力に支配されてしまったせいで、いろんな人間関係がダメになってしまった。僕が今、心から望むのは健康的な対人関係だ。真実と愛に導かれたい。つい見落としてしまいがちな事柄にも敏感でありたいし、そこから学びを得たい! 自分勝手に行動するんじゃなくて、神の導きに従って行動していきたい! 良き夫、良き父親になれるように、これからは身勝手な欲望は捨てる! 神の先導に従いながら、神ともに歩んでいけることに心から感謝している。」

今年3月に26歳になったジャスティンは、若干13歳でスーパースターになった。一躍スターダムに上りつめるも、やがてスキャンダラスな報道がメディアのヘッドラインを飾るようになり人気は急落、その後はドラッグ依存やうつ病を発症し「もう生きていたくない」と思いつめるほど人生に絶望する日々が続いた過去がある。

そんなジャスティンを救ったのが、ヒルソング教会のカリスマ牧師カール・レンツ氏だ。ジャスティンが過去に「ジーザスのことをもっと知りたい」とレンツ氏にアプローチし、同牧師のもとで洗礼を受けたのは有名な話だ。先月にはヘイリーとともに別の牧師のもとで洗礼を受けたジャスティン、Instagramにはその時のもようを収めた写真が公開され、

「僕の人生のなかでも、最高にスペシャルな瞬間の1つだった」

と綴っていた。

人生の半分をショービジネスに捧げ、常にメディアに晒されながら生きてきたジャスティンは、その過程で宗教に救いを見出し、自身と向き合うことで再び心の平穏を取り戻した。「神の導きによって更生した」とまで言われるジャスティンだが、近年はヘイリーという伴侶を得てさらに落ち着いてきた印象だ。

過去の過ちと向き合い、より良い人間でありたいと抱負を明かした今回の投稿には、ジャスティンの母パティさんが「あなたを心から愛しています」と言葉を寄せているほか、ジャスティンの友人でアーノルド・シュワルツェネッガーの長男パトリックはハートの絵文字で反応、またNFL界のスーパースター、トム・ブレイディは「まったくその通りだ。常に学習し、日々成長している」と賛同を表している。

画像は『Justin Bieber 2020年9月6日付Instagram「I came from a small town in Stratford Ontario Canada.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)