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奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐、渋川清彦、矢作兼ら、木村佳乃主演ドラマ『恋する母たち』出演へ

2020年09月08日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(左から)奥平大兼、藤原大祐、宮世琉弥

 木村佳乃が主演を務める10月期TBS金曜ドラマ『恋する母たち』 の追加キャストとして、奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐ら9名の新キャストが発表された。


【写真】『恋する母たち』母、息子、夫、揺さぶる男性陣らキャラクター相関図


 『女性セブン』(小学館)にて連載された柴門ふみによる同名コミックスを原作とした本作は、柴門の友人たちの話をもとに10年以上温めて描いたと言われている、迷える母たちの恋愛と友情を描く物語。『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)の大石静が脚本を担当する。


 19年ぶりにTBSの連続ドラマで主演を務める木村が演じる主人公の石渡杏は、11年前に夫に突然失踪されて以来、不動産屋でパートをしながら一人息子を育て、この春有名進学高校に入学させたシングルマザーだ。共演には吉田羊と仲里依紗。吉田演じるバリバリのキャリアウーマン・林優子と仲演じるキラキラしたセレブ妻・蒲原まりは、それぞれ杏の息子と同じ名門校に通う息子がいる。この3人の美しい母たちの心を揺さぶる男性陣には、まりを強引に誘う人気落語家・今昔亭丸太郎役に、阿部サダヲ。杏の前に現れる、夫の駆け落ち相手の夫・斉木巧役に、小泉孝太郎。そして、優子と同じ会社で働く優秀なイマドキ部下・赤坂剛役には、磯村勇斗が決定している。


 この度発表されたのは、3人の母たちの息子、夫、深く関わっていく女性キャラクターを演じるキャストたち。


 優子の息子で長らく引きこもり生活を送る大介役には、映画『MOTHER マザー』で初演技にしてメインキャストに大抜擢された奥平大兼が決定。まりの息子で何不自由ない生活を送りながらも両親に反抗を繰り返す繁秋役を宮世琉弥が演じる。杏の息子で、女手ひとつで育ててくれた母を常に思いやる優しい高校生・研役を、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系)に出演中の藤原大祐が務める。彼らは同じ名門校に通う息子3人の役柄と同年代となる。


 そして、失踪した杏の夫・慎吾役を渋川清彦、自身の弁護士事務所の部下と不倫をしているまりの夫・繁樹役を玉置玲央、優子の夫で売れない小説家のシゲオ役をおぎやはぎの矢作兼が務める。


 そのほか、杏の夫で慎吾の母である綾子を『大恋愛~僕を忘れる君と』で、息子を溺愛する母を演じた夏樹陽子、まりの夫・繁樹の弁護士事務所に所属する新人弁護士で、繁樹が妻帯者と知りながらも男女の関係となり、まりへの嫉妬のあまり思いもよらない行動をとる山下のり子役を、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』での体当たりな演技で話題となった森田望智、斉木巧の妻で、杏の夫と駆け落ちをした女性・由香を瀧内公美が演じることが決定した。


■コメント
・奥平大兼
初めて台本を読ませていただいた時、大人の恋愛ということもあり自分の歳だと見られない世界のお話だったので、とても面白いと感じました。ドラマに出演させていただくことが初めてで、僕が演じる大介もとても複雑な役柄なのでプレッシャーなど感じることもありますが、それ以上に役のことを考えるのをとても楽しく感じています! 一生懸命自分の力を出せたらいいなと思っています!


・世琉弥
このたび、蒲原繁秋役を演じさせていただくことになりました、宮世琉弥です。原作も読ませていただいて、本当にこのような作品で演じてみたかったですし、仲里依紗さんと家族になれるのが夢かなと思うくらい凄くうれしかったです! 息子役の他のお2人も同い年ですし、撮影が始まるのが楽しみで仕方ないです。尊敬する阿部サダヲさんや小泉孝太郎さん、磯村勇斗さんに負けないくらいの色気を僕たち息子3人も出していきたいと思います。高校生の色気で勝負していきます!


・藤原大祐
初めてドラマの内容をお聞きした時、かなり大人のお話だなと思いました!(笑)そしてご一緒させていただくキャストの皆さんがとても豪華なので、一緒に作品に参加させてもらえる喜びを感じました。僕が演じる石渡研は、父親が失踪して母親と2人で暮らす高校生。劇中で巻き起こる様々な出来事に石渡研として真っ直ぐに向き合って、木村佳乃さん演じるお母さんと一緒に、家族で乗り越えていきたいなと思います。


・チーフプロデューサー・磯山晶
3人の息子たちは厳正なオーディションで選考しました。ほとんど第一印象が決め手でした。それぞれ個性的で、演技に貪欲で、絶好調にキラキラしていて、3人が集まって笑顔で談笑しているのを見て、その美しさに感動すら覚え「こんな息子が欲しい!」と思ってしまいました(笑)。そして3人の夫たちには、「食えないけど良い男」を揃えました。渋川さんには、印象的な「人たらし」な笑顔とハードボイルドなカッコよさで周りの人々を振り回していただきます。そして玉置さんは、その圧倒的な色気を使って「悪い夫」を体現していただく予定です。矢作さん演じるシゲオは一見、何も悪いところがない夫ですが、家庭の在り方には何か歪なものがあって、その闇も含めてお楽しみください。さらに母たちを嵐に巻き込む、夏樹さん、森田さん、瀧内さんには、関わる人を思わぬ運命に引きずり込む妖艶な女たちを振り切って演じていただきます。恋する母たちをとりまく、一癖も二癖もあるキャラクターのキャスティングはとても楽しいお仕事でした。柴門さんの原作の段階で十分クセが強いですが、さらに大石さんの脚色が加わって、一人として見過ごせない「要注意人物たち」が渋滞します。どうぞ、お楽しみに!


(リアルサウンド編集部)