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【9/7~9/13の運勢】9月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2020年09月07日 08:01  isuta

isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢 今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

天上天下唯我独尊

今週のおひつじ座は、ともすれば静止しがちな自己を、騒がそう騒がそうとしていくような星回り。

「月を観に誘われ来たり人嫌ふ」(三好潤子)は、秋の月を観に誘われてどこかへやって来た「私」を詠んだ句。月は好きでも人は嫌いとしていますが、この「人嫌い」はあえての振る舞い、つまり演技でしょう。

秋めいて、ますます存在感を増していく月に目線や心を奪われまいと、艶なる自分を見せることによってしか、おのれを保てなかったのかも知れません。つまり、同じ運命を受け入れるにしても、しーんとした孤独にただ耐えておのれを消していくことよりも、作者は水面を跳ねる魚のごとく、華やかでしかありえない自分を演じ切ってみせること選んだのです。

今週のあなたもまた、このままではまだ終われないという気持ちを持て余すことなく、いかに未消化な思いを燃焼させていけるかが問われていくでしょう。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

集合的成果としての個人ということ

今週のおうし座は、地下水のように自身の表面から見えないところで脈々と流れ続けている衝動の奔流に、拍車をかけていくような星回り。

田口ランディの短編集「蛇と月と蛙」の一つに、神社の“しめ縄”と“二匹の蛇”が似ていると女性が語るシーンが出てきます。中には「生き物は、淫らでけなげだなあと思いました。でもきっと、神様の目から見たら、人間も同じように淫らでけなげな、生き物のひとつかもしれないですね」というセリフも。

民俗学者の吉野裕子さんによれば、縄文時代の人々は蛇に「生命力の旺盛さ」を見て取り、祖先神にまで崇めていったのだと言いますが、実際にヘビの交尾は種類によって時に20時間以上にも及ぶことがあるのだそう。

今週のあなたもまた、自身の肉体やその奥底に宿っているエネルギーの巨大さに改めて気付き、掘り起こしていくことが一つのテーマとなっていくでしょう。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ぱわーんぽわーんぽわぽわん

今週のふたご座は、自分自身が外に向かって開かれていくのを実感していくような星回り。

「水音と虫の音と我が心音と」(西村和子)という句では、近くでかすかに聞こえる水の音と、遠くから聞こえてくる虫の音、そして身の内の心臓の音とが響き続けている様子が詠まれています。「水の音」が何なのか定かではありませんが、ここでは聞こえてくる音だけに耳を傾けていきたいところ。

試しに、掲句をまずは三度ほど声に出して音読してみてください。繰り返していくうちに、心音が身体の表面を飛び越えて、次第に周囲へ広がっていくのが感じられてくるはず。音の世界では、人間と虫、生物/非生物の区別はずっと曖昧で、むしろ解消されていくのです。

今週のあなたもまた、自分が何者であり、どこのクラスターに属するのかという認識を、より狭いところからどこまで広く遠くまで拡張していけるかが問われていくことでしょう。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

老に幼を萌す

今週のかに座は、知らない顔を自分の中に見つけていくような星回り。

1917年に刊行された『月に吠える』という荻原朔太郎の詩集の中に、「蛙の死」という象徴詩が出てきます。詩には登場人物が何人か出てきますが、筆者がどれなのかははっきり分からず、詩全体が説明を拒むような神秘性をたたえています。

ただ、この詩の最も印象的な箇所は最後の一行「帽子の下に顔」でしょう。すなわち、「帽子の下」の表情は見えないけれど、人間の根源的な残酷さに怯えた眼をしているのではないかと思わせる一方で、もしかしたらそうではないのかも知れないという予感を含ませている訳です。

今週のあなたもまた、これまで周囲に見せたことのなかった新たな社会的な顔を開発していくことがテーマになっていきそうです。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

意識の開けと大きな現実

今週のしし座は、心の底で「あっ!」と声を上げていくような星回り。

「虚子一人銀河と共に西へ行く」(高浜虚子)という句で詠まれている「西」とは、“西方浄土”とも言えるし、もっと端的に言えば“死”のこと。しかもそこでは「虚子一人」であり、もう自分の名前を詠んでしまっています。

これはどこかで自分を突き放している訳ですが、同時にその自分の足で歩いてもいるという矛盾に引き裂かれつつ、俳句という一つの器のなかでまるごと受け入れているのです。この句は、もう直接の師である正岡子規だけでなく芭蕉であるとか、そういう偉大な先人の一切を引き離そうかという心境にあるのではないでしょうか。

今週のあなたもまた、あちこちに手を広げるのではなく、ここと決めた方向に力を絞っていくことで、自分独自の世界を一段と深めていくことができるはずです。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

バトンを繋いでいくこと

今週のおとめ座は、「ひとつの報いに縛られていない努力」ということを、つかんでいこうとするような星回り。

今週のおとめ座は「さりげなく託された大切なメッセージ」に気が付くか、それともスルーしてしまうか、その危うい境界線上に立っているのだとも言えます。この場合の「メッセージ」というのは言葉や本の一節など形は人それぞれですが、大事な点はそれが一度あなたの中で忘れられていたものであること。

もしあなたが、ここ最近「別段間違った選択はしていないと思うけれど、なんとなくまだ決定的なピースが埋まっていない」ような、何とも言えない心許なさを感じているなら、あなたがいつの間にか託さていた「メッセージ」や、それを渡してくれた相手のことを探してみてください。

うまくいけば、バトンをつなぐような感覚を通じて、ここのところ自分が下してきた判断やなんとなく取った選択に一本筋が通っていくはずです。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

関係の深みを探る

今週のてんびん座は、心が言葉に追いついてくるまでジッと待っているような星回り。

「妻がゐて夜長を言へりさう思ふ」(森澄雄)という句は、とある秋の夜の様子を詠んだ歌。作業をしている妻がいて、ふと手をとめて「夜長になりましたね」とでも言ったのでしょうか。その言葉に直接答えるでもなく、ただ心の中で「そう思う」とうなづいたという内容です。

しかし言葉が出なかったのは、ただの億劫で言葉を「出さなかった」というよりは、「そう思う」とうなづく中で反芻された思いのあまりの深さに言葉が「出なかった」のでないでしょうか。二人にしか共有することのできない、無言のうちに分かり合える世界があり、それが夜長の時空に広がっていた。

その時空の味わいを表現するうまい言葉はとても見つけることはできない、そんな二人の思いが伝わってくるようです。今週のあなたもまた、何でもかんでもすぐに言葉にして表したり定義づけようとする前に、よくよく誰かとのあいだに流れている時空の重みを味わっていくことが一つのテーマとなっていくでしょう。

続きはこちらから 今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

不穏さを見抜いていく

今週のさそり座は、そもそも世界は怖いところだったのだと思い出していくような星回り。

今のさそり座は普段ならあまりまとうことのないような、スキャンダラスな空気をキャッチしていきやすいのだとも言えるでしょう。日頃行き来している日常空間から不意に道を逸れ、見慣れない路地裏や非日常への扉の先へ、思わず歩を進めてしまうこともあるかもしれません。

同時に、あなた自身も箸が転んでもおかしかった思春期の頃に戻ったように、いつもの帰り道がどこへ通じ、両足はどこへ向かうのか、自分でもコントロールできないような状況を、どこか楽しんでいるところがあるでしょう。

夜道でふいに三叉路に出会った時の、不安と期待が入り混じったような、なんとも言えない気持ち。まだ名前のついていない感情。そうしたものを糧にしていくことで、今週はみずから「魔法の杖」となって、胸の内に秘めてきた本音や真実を告げていきましょう。

続きはこちらから 今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

一歩進んで二歩下がる

今週のいて座は、自分の考えが一方的な決めつけになっていないだろうかと自問していくような星回り。

シェイクスピアの『マクベス』のシーンを想像してみましょう。雷鳴と稲妻のなか3人の魔女が現れて会話を交わし、その場面の最後「きれいは汚い、汚いはきれい」という有名なセリフを声を揃えて唱えるのですが、原文では“Fair is foul, and foul is fair.” でした。

フェアとファウル、適法と反則、正しいことと間違ったこと、という意味です。つまり、人間の世界と魔女の世界とでは、正しいとされていることや価値観が逆になる。あるいは、良い手段と良い結果、悪い手段と悪い結果が、そのまま対応することなく、ねじれていくようなイメージで、岩波文庫の木下順二訳では「輝く光は深い闇よ、深い闇は輝く光よ」という訳でした。

人や物事の栄枯盛衰を長い視点で冷徹に見つめていくことが得られる微妙なる明知の言葉であり、まさに今のいて座に必要な指針と言えるでしょう。当初は世間や周囲に間違っていると言われた考えがやり方ほど、時を経てやがて正しいことが証明されるものですし、柔弱なものはいずれか必ず剛強なものに勝っていくのです。このことを、今週は改めて胸に刻んでいきましょう。

続きはこちらから 今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

しなやかに根を張ること

今週のやぎ座は、根を天に向けて伸ばしていくような星回り。

古代ギリシャの哲学者プラトンは人間の頭、つまり理性を植物の「根」に喩え、人間を「地面のではなく、天空の植物」であり、根を中空に向けた、さかさまな植物なのだと書き記しました。植物における根は地中に隠れており、生存に必要な水分と栄養を周囲の環境から取り入れることで、自身と周囲の環境との共生関係を作り出しています。

植物はその環境から自分の利得だけをかすめ取ることを決してよしとはしません。表に見せている姿とはまったく異なる、意外な形状の根をアンテナのように環境へと積極的に伸ばしていくことによって、自身を宇宙的な仲介役にしようとしていくのだと言えます。

果たして、そのような植物的な在り方、特に「根」をめぐる環境との関わり方をどれだけ人間は実現できるのでしょうか。今週のあなたもまた、改めてどのような「共同体」を自分がデザインしていきたいのか、ということを改めて考え、とっかかりを掴んでいきたいところです。

続きはこちらから 今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

鬼が出るか蛇が出るか

今週のみずがめ座は、精神をプラスに反転させていく偶然を見つけていくような星回り。

「長身をもてあますとき秋蝶来」(藤井あかり)という句で詠まれている「長身」というのは、おそらく作者自身のこと。それをあまりポジティブには受け止めていないけれども、そうしてなんとなく自分の長身を持て余していたら、ふいに「秋蝶」がひらひらとやって来るのが見えた。それが、なんだか無性にうれしくて俳句まで詠んでしまったんです。

「秋蝶」は立秋を過ぎてから見かける蝶のことで、春や夏の蝶に比べるとどこか弱弱しく、頼りないような印象を受ける。そんな姿に、もしかしたら作者は自分自身を重ねていたのかも知れません。作者はネガティブ過ぎることもなく、人としての下地にある寂しさが丁寧に紡がれているからか、不思議と読んでいて気持ちがよくなるような感じがあります。

今週のあなたもまた、自虐や被虐に走るのではなく、安らかな湿り気をもって身の周りの世界との交流を楽しんでいけるかが一つの焦点となっていくでしょう。

続きはこちらから 今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

壁を抜けるために

今週のうお座は、身体性の復活を通して人生という物語を復活させていくような星回り。

今から20年以上前、村上春樹は自身の唯一のメンターでもあった河合隼雄との対談(『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』)の中で、今の時代は昔の文士たちと違い、体をきちんと丁寧に扱って鍛えていくことで文体を練り上げ、物語を引き出していくという風に変わってきていると述べています。

いわゆる既存の成功方程式だとか、つい最近まで通用していた「これが正解」みたいなものがまたたく間に通用しなくなってしまう現代社会において、「身体性の復活」とは即ち、そうした人としての「柔軟性」であったり、多様なエネルギーの生み出し方の引き出しだったりということと深く関係しているように思います。

今のあなたもまた、身体性を無視してただ精神だけで壁を乗り越えようとするのではなく、改めてどうしたら自分の生きている物語に「体を入れていけるか」ということに取り組んでいくことが、逆行が明ける11月中旬までの課題となっていきそうです。

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今週の運勢と、自分の星座の性格占いはどうでしたか?

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