2020年F1イタリアGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは9番手だった。
FP3では1分20秒563で7番手(ソフトタイヤ)、予選Q1では1分21秒104で15番手(ソフトタイヤ)、Q2では1分20秒064で10番手、Q3では1分20秒090で9番手(ソフトタイヤ)という結果だった。チームメイトであるマックス・フェルスタッペンとの5番手タイムとの差は0.295秒だった。
アルボンはQ1とQ3でターン11のトラックリミット違反によりタイムを取り消されている。
また、FP3においてターン11手前で不必要に低速で走行した疑いで審議が行われたが、スチュワードはペナルティ対象にはならないという裁定を下した。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=9番手
予想どおり、大混乱で慌ただしい予選になった。こういう状況のなかで正しいタイミングで自分のラップをしっかり走るのは簡単なことではなかった。
チームにとって厳しい週末だ。もちろん僕らは今日の予選結果にがっかりしている。でも個人的な話をすると、ここではマシンの感触は改善しており、これまでよりもスムーズな週末を過ごしている。もちろん9番手はそれを示す結果ではないけれど、マックス(・フェルスタッペン)に一歩近づいたので、それは良いことだよ。
僕らチームは目指すべき結果よりも下位に沈んでいる。ここに来るにあたって難しい週末になることは覚悟していた。スパと同様に、モンツァのようなローダウンフォースのサーキットは僕らとの相性がよくないからね。マクラーレンはストレートで強力だし、レーシングポイントも予選になって力を発揮してきた。だけど僕ら自身、期待していたようなタイムを出せなかった。
理想的な走りができないコーナーがいくつかあり、そこでライバルたちよりも時間を失っている。それでもレースペースは予選より多少強力だから、タイヤのデグラデーションを考慮して戦いを挑めるかもしれない。もちろん楽なレースにはならないだろうけどね。