2020年F1イタリアGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=1番手/2=2番手だった。
FP1では28周を走り1分20秒703、FP2では29周のなかで1分20秒454を、それぞれソフトタイヤで記録した。トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)とは0.262秒差、3番手のランド・ノリス(マクラーレン)とは0.635秒差だった。
ボッタスはFP1で、ターン11でのトラックリミット違反により、1周のラップタイムが取り消されている。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=1番手/2=2番手
一日を通してマシンの感触はよかったが、いつだって改善の余地はあるものだ。今の僕らも、たとえばリヤのスタビリティがいくつかのコーナーで不足していたので、そのへんを改善することができるだろう。FP2でのラップは自分としてはそれほどよくなかったと思っている。まだまだ向上させることができるはずだよ。
このコースは独特で、ストップ・アンド・ゴーのレイアウトで、高速コーナーはあまりない。低速コーナー出口でのトラクションがとても重要なコースだ。ここでは通常、タイム差がとても小さくなる。違いを生み出すコーナーがあまりないからだ。
でも初日を終えて、ライバルたちと比較してのラップタイムやパフォーマンスに少し驚いている。どのチームもこれからタイムを見つけ出してくるだろうから、明日はもっと差が縮まるはずだ。予選が楽しみだよ。