2020年F1イタリアGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=5番手/2=5番手だった。
フェルスタッペンはFP1で22周を走行し1分21秒641、FP2で30周のなかで1分21秒228をそれぞれソフトタイヤでマークした。
FP1ではアスカリでスピンを喫し、バリアにヒット、フロントウイングにダメージを負うアクシデントがあった。自力でピットに戻ったフェルスタッペンは、修理の後、セッション終盤にコースに復帰することができた。FP2ではターン11で2回、トラックリミット違反でタイムを抹消されている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン フリー走行1=5番手/2=5番手
今日は全体的なバランスとグリップの面で苦労した。週末をベストな形でスタートできたとは言えないし、これからやるべきことが山ほどある。
今日は誰もがコース上で限界を探っていた。ターン11で体勢を崩したら、そのままコースからはみ出す方がいい。プラクティス中は大きな問題にならないからね。それで大勢のドライバーたちがタイムを取り消された。
FP1で(クラッシュした後)チームはすばやくクルマを修理してくれた。そのおかげでFP2では影響なく走行することができた。だからこれに関しては心配はいらない。
タイヤの摩耗がどうなるのかについては、まだはっきりとは分からない。でも普通なら、バランスのとれたマシンであればタイヤの摩耗は問題にはならないから、予選までにいいバランスを見つけ出す必要がある。
(走行後、Ziggo Sportに語り)いい一日ではなかった。去年はここで高い競争力を発揮できたのに、今日は4輪すべてグリップが足りなかった。モンツァは大好きなサーキットではない。ストレートが多くて低速シケインがあるコースだ。僕はマシンにダウンフォースをつけて、高速コーナーを走る方が好きなんだ。
でも自分のリズムを見つけるよ。今は快適に走れずにいるけれど。
(スピンで)フロアにダメージを負い、修理に少し時間がかかった。でも予定していたプログラムをやり終えることができた。
予選ではどのチームもスリップストリームを利用して戦おうとするだろう。アウトラップも大事になってくる。予選ではたくさんの混乱が起きるだろうね。スリップストリームを使えるかどうか、そしてもちろんエンジンセッティングもカギになる。どのチームもしっかり調整してくるだろう。僕らにはまだやるべきことが残っているけれど、全力でプッシュしていくよ。