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好調の角田裕毅が2番手を獲得【順位結果】FIA-F2第8戦イタリア予選

2020年09月05日 00:41  AUTOSPORT web

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角田裕毅(カーリン)
現地時間9月4日(金)、2020年FIA-F2第8戦イタリア予選がモンツァで開催。カラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)が今季4度目のポールポジションを獲得、2番手に角田裕毅(カーリン)、松下信治(MPモータースポーツ)は13番手、佐藤万璃音(トライデント)は14番手だった。

 気温28度、路面温度38度と例年通りの暑さとなったモンツァ。現地時間17時00分にピットレーンがオープン、30分間の予選がスタートした。

 練習走行で今季4度目の最速タイムを刻んだ角田を先頭に、全車がライバルとの間隔を調節しながらアタックに備える。

 先頭の利を生かした角田は早速1分32秒943を記録。だが後方を走っていたクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)が1分32秒296ですぐにトップを奪取。

 その後もライバルが続々とタイムアップしルンガーにミック・シューマッハー(プレマ・レーシング)、ユーリ・ビップス(ダムス)、ロイ・ニッサニー(トライデント)と角田の前に4台が滑り込む。

 また松下と佐藤は1回目のアタックではタイムが伸びず、それぞれ20番手、22番手と下位に低迷した。

 上位勢は1度目のアタック終了後、ピットインせずに2度目のアタックへ突入。ここで気を吐いたのがシューマッハーで1分32秒277を出し、ルンガーを0.019秒上回り暫定首位へ浮上、角田は6番手へドロップ、松下は8番手まで上げてきた。

 残り10分に迫ろうかというタイミングで各車ふたたびコースインする。暫定首位のシューマッハーをルンガーが、それを角田が抜いてトップに躍り出る。さらに光る走りを見せたのがカラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)。トウをうまく使い角田を0.030秒上回る。

 全車このままラストアタックに突入した残り2分、シューマッハーがクラッシュし赤旗が振られセッションはこのまま終了。アイロットが今季4度目のポールポジションを獲得し角田は2番手を獲得、明日のフィーチャーレースをフロントロウからスタートする。松下は13番手、佐藤は14番手だった。

 フィーチャーレース(決勝レース1)は日本時間9月5日(土)の23:45からスタートする。

■FIA-F2第8戦モンツァ 予選 暫定リザルト
Pos.No.DriverTeamTime14C.アイロットユニ・ヴィルトゥオーシ1'31.92927角田裕毅カーリン1'31.959325L.ギオットハイテックGP1'32.12746C.ルンガーARTグランプリ1'32.200522R.ニッサニートライデント1'32.226624N.マゼピンハイテックGP1'32.267720M.シューマッハープレマ・レーシング1'32.27788J.ダルバラカーリン1'32.308911L.デレトラズチャロウズ・レーシング・システム1'32.342102D.ティクトゥムダムス1'32.373111J.ビップスダムス1'32.3811215F.ドルゴヴィッチMPモータースポーツ1'32.4121314松下信治MPモータースポーツ1'32.4201423佐藤万璃音トライデント1'32.534155M.アームストロングARTグランプリ1'32.5921621R.シュワルツマンプレマ・レーシング1'32.597173周冠宇ユニ・ヴィルトゥオーシ1'32.6021812P.ピケチャロウズ・レーシング・システム1'32.610199J.エイトケンカンポス・レーシング1'32.6232017G.アレジBWT HWAレースラボ1'32.6262116A.マルケロフBWT HWAレースラボ1'33.3112210G.サマイアカンポス・レーシング1'33.501