9月19~20日に決勝レースが行なわれる第88回ル・マン24時間レースのLMP1クラスに出場するバイコレス・レーシングチームは、同レースにおけるマシンカラーリングを発表した。
バイコレスが走らせるLMP1ノンハイブリッドマシン、ENSO CLM P1/01・ギブソンは8月に行なわれたWEC世界耐久選手権第6戦スパ・フランコルシャンで、2019/20シーズンの“初レース”をようやく迎えた。
スパの決勝レースにおいては、トラブルに見舞われる前までは同じLMP1ノンハイブリッドであるレベリオン・レーシングをときに上回る力強いペースも見せていた。
そんなバイコレスは、スパに続いて参戦することになる第7戦ル・マンで、ニューカラーリングをまとうこととなった。
チームのオペレーション・ディレクターであるボリス・ベルメスによれば、2年連続でモータースポーツ・リバリー・デザイナーのマーク・アンタル・デザインと協力し、新たなカラーリングデザインを作り上げたという。
「マークは、これまでで最高かつもっとも洗練されたデザインを、みごとな3Dビジュアルとともにもたらしてくれた」とベルメス。
アンタルは「カラーはまぎれもなくバイコレスのままだが、サイドとフロントノーズのメイングラフィックスは新しいロゴから影響を受けている。協力なブランドイメージを具現化したことで、伝統のル・マン24時間レースを戦うにふさわしいものとなった」と付け加える。
トム・ディルマンとオリバー・ウェッブは、BMWファクトリードライバーであるブルーノ・シュペングラーとともにこのマシンを駆り、“LMP1規定ラストイヤー”となるであろうフレンチ・エンデュランス・クラシックに出場する。