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伊勢丹新宿店婦人雑貨フロア14年ぶりの新ショップ、約1300アイテムが揃う「イセタンシード」がオープン

2020年09月02日 14:42  Fashionsnap.com

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イセタンシード-デイリーインデックス- Image by: FASHIONSNAP.COM
伊勢丹新宿店本館1階=婦人雑貨に9月2日、同売り場で14年ぶりの新ショップ「イセタンシード-デイリーインデックス-(ISETAN Seed -Daily index-)」(以下、イセタンシード)がオープンした。館の入り口付近に出店し、各フロアやオンラインストアなどで扱うアイテムから厳選した商品を展開することで館全体のラインナップを紹介する売り場として運営する。  イセタンシードは元々日傘や手袋、ストールなどの婦人雑貨を扱っていたエリアに出店し、売場面積は約100平方メートル。顧客からの「百貨店は広すぎてどこに何があるのか分からない」「何か欲しいけれど、欲しいものが見つからない」「長時間の滞在を避けたい」といった悩みの解決に加えて、伊勢丹新宿店のセレクト力を集結した売り場として運営している。コンセプトには「繋がるための、ガイドマップ」を掲げ、顧客からの入荷リクエストを踏まえて同館の複数のバイヤーの視点を取り入れた日用品を中心に、約100ブランドから約1300アイテムをセレクトした。  ショップ内は食品、日傘、書籍、マスク、ランドリー用品、ビューティーアイテムなどカテゴリーごとに分けられており、ブランド横断で商品を提案。伊勢丹新宿本店婦人雑貨MD統括部の小林嵩バイヤーは「今までランドリーアイテムは館内の4ヶ所で展開しており、それぞれラインナップが異なるため比較購買が難しかった。また、食品売場と食器を含むホームグッズの売場が離れていたため買い回りしづらい環境があった」と話す。イセタンシードでは各売場などから厳選したアイテムを揃えることで、館で売っている物がひと目でわかるようなMDを採用。昨今のオンライン購買の動きに合わせ、店内什器の柱にタブレット端末を配置し、商品説明を確認できるほかオンラインで購入して自宅に配送することができる。  食品は各種調味料やカテゴリーの売上トップの食材に加えて、バイヤー目線で選んだレコメンド商品を用意し、書籍は銀座 蔦屋書店による選書を取り入れた。ガジェットは「バング&オルフセン(Bang & Olufsen)」などをセレクトし、「ポラロイド(Polaroid)」からは「サカイ(sacai)」や藤原ヒロシとのコラボモデルも揃えた。トラベルコスメティックの目玉商品は、三越伊勢丹として初めて取り扱う生理ショーツブランド「ベア(Bé-A)」のアイテム。これまで同館では地下2階のビューティアポセカリーで数点サニタリーアイテムを扱っていたが、顧客から高品質の商品の展開について要望があり、販売が実現したという。ショップにはこのほか、約3週間ごとに特定のブランドやアイテムにフォーカスするプロモーションスペースに加えて、気鋭のアーティストの作品を展示するコーナーを設置した。 【もっと詳しく】日本製の生理ショーツ「ベア」って? 5層構造でタンポン12本相当の吸水力を実現 ■イセタンシード-デイリーインデックス-:特設サイト