トップへ

「バーバリー」リカルド・ティッシがオペラ衣装を制作、パフォーマンスアーティストのマリーナ・アブラモヴィッチと協業

2020年09月02日 10:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Photographs by Marco Anelli (C) 2019
「バーバリー(BURBERRY)」チーフクリエイティブオフィサーのリカルド・ティッシが、パフォーマンスアーティストのマリーナ・アブラモヴィッチの新作オペラ「マリア・カラスの七つの死」の衣装を制作した。  「マリア・カラスの七つの死」はマリーナが考案した作品で、「椿姫」「トスカ」「オテロ」「蝶々夫人」「カルメン」「ランメルムーアのルチア」「ノルマ」の7作品から有名な死にまつわるシーンを再現。今回のコラボレーションはティッシとマリーナの長年の友情から生まれたもので、ティッシは各章でオーダーメイドの衣装を手掛けた。ランメルムーアのルチアの章では、メインヴィジュアルにも使用されているウエディングドレスを制作。パールシルクのサテンを用いており、花のモチーフやシャンティリーレースで装飾したほか、シルクチュールのベールもデザインした。  ドイツ・ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場で現地時間9月1日にワールドプレミアを開催。5日18時30分からは「STAATSOPER.TV」でライブストリーミングを無料配信するという。 あわせて読みたい 日本人の美意識で描く宮本亞門演出のオペラ「蝶々夫人」が開幕、高田賢三手掛ける衣装が舞台彩る