2020年F1第7戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのキミ・ライコネンは12位、アントニオ・ジョビナッツィはクラッシュによりリタイアに終わった。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=12位
今日はこれ以上の成績は望めなかったと思う。クルマのフィーリングは良かったが、頑張っても12位が精一杯というところで、それではポイントは獲れない。本当に全力を尽くしただけに、この結果にはガッカリだ。
スタートに失敗して、ターン1でアンチストールが作動してしまい、最後尾まで順位を下げた。その後はそこそこスピードもあったのだが、悲しいことにトップ10に食い込めるほどではなかった。(ダニール・)クビアトに抑えられたのが痛かった。ミドルセクターではこっちの方が速かったのに、オーバーテイクが可能な場所では迫りきれなかった。モンツァでは、もう少しいい成績を残せるように努めるよ。
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=リタイア
残念な形でレースを終えることになった。セバスチャン(・ベッテル)に対して、DRS圏内にとどまろうと激しくプッシュしていたところ、コーナーの出口でクルマがいきなりスナップした。限界まで攻めていたから、どうしてもミスは起こりうる。チームのみんなに申し訳ないと思っているよ。この週末の彼らの仕事は、いい成績で報われるべきだった。
そして、もちろんジョージ(・ラッセル)にも謝りたい。僕にはどうすることもできなかったとはいえ、彼のレースを台無しにしてしまったからね。それでもこのレースでは、いくつかポジティブな面もあった。今回もスタートがうまく決まって、少しポジションを上げることができたし、フェラーリ勢と戦うこともできたので、この経験を今後に生かしたい。
次は僕のホームレースでもあるイタリアだ。気持ちをリセットして、いい状態で週末を迎えないとね。