なお、この技術が応用可能なのは音楽だけに限らない。たとえば、セリフや効果音が混ざった状態の古い映画に用いて、個々の音を取り出す。その音を、立体音響の「Dolby Atmos」方式で空間に再配置すれば、臨場感のある音場を再現できるという。
LINE MUSICでカラオケ機能が利用可能に!今回、前述の音源分離技術の使用が発表されたLINE MUSICは、6,600万曲以上の楽曲を提供する音楽ストリーミングサービスだ。同サービスのカラオケ機能では、楽曲のボーカルをオフにした上で、ユーザーの歌声を音源にミックスして再生。これにより、実際のカラオケに近い体験が実現する。