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【8/31~9/6の運勢】9月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2020年08月31日 08:01  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢 今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

不安を掬い上げるということ

今週のおひつじ座は、不安と競走を生き延びていく知恵を絞っていくような星回り。

身分制が解体され、制度の上では職業選択も結婚も自由になり、近代国家と資本主義の仕組みも確立した明治時代。松沢裕作の『生きづらい明治社会』という本では文明開化に前進していく明るい側面ばかりでなく、大変に「生きづらい」世界でもあったのだと述べられています。

新しい社会において「不安と競争」に投げ込まれた人々は、貧困に陥るのは自分の努力が足りないからだという道徳観念をさらに強化し、貧困者や弱者に対する冷たい視線を当たり前のものにしていったのです。令和を迎えた今も、かつての人々とどこか同じ轍を踏もうとしているのではないでしょうか。

世の中には「あまりの複雑さ、わけのわからなさ」に身ごと翻弄される時がありますし、そうすると自分たちが前代未聞の状況に立ち会っているのだと思い込み、さらなる不安に駆られがちです。今週は少し歩くスピードを落として「果たしてこれでいいのか」と、一度いまの自分や周囲の状況を見回してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

透明な風が吹き抜ける

今週のおうし座は、精神的純度をどこまでも澄ましていくような星回り。

「誰彼もあらず一天自尊の秋」(飯田蛇笏)は、作者の生涯最後の一句。三人の息子を戦争や病いで次々と亡くし、悲嘆にくれる日々を生き延びつつ、ますます円熟味を増していった作者晩年の境地を見事に言い切った一句と言えます。

同時に「誰彼もあらず」とあるように、これは自分のことだけを言っているのではなく、広く目線を遠くに投げやって、この世に生きる「ともがら」すべてに語りかけている訳ですが、秋の澄んだ空気の中に立っていると、そんな作者の声さえ聞こえてきそうです。

今週のあなたもまた、夏の暑さや疲れを振り払うように、自身の心に透明な秋風が吹きぬけていくのを感じることができるはず。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

自分自身を迎え入れる

今週のふたご座は、いつかは必ず直面しなければならないであろう事態に、おのずから向かっていくような星回り。

人が自分自身について知ることができるのは、何かに夢中になって楽しんでいるときか、他のことが考えられないくらい深く思い悩んでいるときだけ。そしてそんな本気の悩みと喜びを通してのみ、自分が心から何を欲し何を避けていかねばならないかを教わっていく。

確か『ゲゲゲの女房』で、新婚当時の水木しげるがそんな言葉を紙に書いて自宅の壁に貼っていましたが、今のあなたなら自分の部屋の壁にどんな言葉を貼りつけるでしょうか?

この質問への答えは、先の言葉そのままに、まさに今のあなたが心から欲しているものと、避けねばならないと思っているものが何なのかを表しているはずです。自分の心の中央に、今心から必要だと感じられる言葉をしっかりと取り入れ直していきたいところです。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

自分を発見するために

今週のかに座は、遠くにある人のことを急に身近に感じ始めるような星回り。

滑稽俳諧を特色とした小林一茶。彼は句風雅の誠を追求した芭蕉の一派にはじめ所属したものの、みずからの個性に目覚めると、そうした路線から外れていきました。とはいえ「秋立つやあつたら口へ風の吹」をという句を詠んだ一茶の頭には、芭蕉の有名な「物いへば唇寒し秋の風」の句のことがあったのではないでしょうか。

芭蕉の唇を寒からしめた秋風が、今年もようやく吹き始めた。同じ風が自分の口に吹いて入ってくることの、なんともったいないことか。そんな風に、ここでは作者は口数多き自身の身を、どこか偉大なる先達である芭蕉と比較することで反省しているのかも知れません。

今週のあなたもまた、ふと頭に浮かんできた人と自分とを重ね合わせることで、何がしかの気付きを得ていくことができるはずです。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

老人のように

今週のしし座は、自分の権利や功績を主張することの危うさに気付いていくような星回り。

岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝承を記した『遠野物語』というと、著者の柳田國男の名を広く世に知らしめた作品というイメージばかりが先行しますが、厳密には柳田は記述者に過ぎず、実際の伝承者は民話蒐集家であり小説家でもあった佐々木喜善でした。

さながら『古事記』の伝承者が稗田阿礼で、記述者が太安万侶であったように。今日の私たちは、著作権とか知的財産権などを持ち出して「著者」なるものの既得権が絶対的なものであるかのように勘違いしていますが、人生の真実を言い表わすのに、ほんらい著者などというものは存在しないのです。

どうしたらより肌身で感じ、その精髄に触れられるかどうかの方が、著者が誰であるかなどといったことよりも、よほど大事な問題なのではないでしょうか。今週のあなたもまた、自分が目立つことよりも実質的な力を得ることをこそ優先していきたいところです。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

歌に託して

今週のおとめ座は、自分を傍に置いておきたいと思える相手の姿が、スッと浮き彫りになってくるような星回り。

「月やあらぬ我身ひとつの影法師」という句を詠んだ松永貞徳は、江戸時代前期の歌学者でもあった俳人。掲句は平安時代初期の在原業平の「月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして」をもとにしたものです。

去年の春の夜に逢った恋人を思う歌ですが、作者はその歌の言葉をそっくりそのまま拝借して、秋の句へと転じています。時は流れ去って、自分の影法師があるだけ。そうとると、とても切なく、寂しい俳句のように感じられるかも知れません。

しかし移ろう時は止めることはできてなくても、自分の思い一つであればいつまでも誰かの傍にとどめておくことができるのだ、という意図が暗に示されている一句とも解釈できるのではないでしょうか。あなたもまた、思いの丈を鋭く研ぎ澄ませた上で特定の「誰か」に向かってそれを解き放っていくことがテーマとなっていきそうです。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

神秘性をどこかに宿す

今週のてんびん座は、誰かに押しつけられた勝手な妄想を削いで、自由になっていくような星回り。

「スミナガシ」は中型の大きさの黒っぽい蝶。翅を開いていると青光りがして、うまく言葉では説明できないような複雑な模様になっており、それを昔の人は「墨流し」と形容して名前を付けたのだそうです。

思わず、熟練の職人の手による工芸作品が命を得て、工房の窓から脱け出してきたかのような空想にも駆られてしまいますが、翅の模様に加えてもう一つ、その特徴として際立っているのが口吻(ストロー)の赤。

まるで紅生姜のような実にあざやかな赤の口吻は、人間の押しつける勝手な綺麗事を裏切るかのように、まさに生きた虫のなまなましい存在感を放っているのです。今週のあなたもまた、誰が何と言おうとこれだけは譲れないという自分なりのこだわりを貫いていくといいでしょう。

続きはこちらから 今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

自分の割りきれなさを遊ぶ

今週のさそり座は、机からスーっと足を伸ばしていくような星回り。

自然に存在するものを人が忠実に表現しようとするとき、そこには必ず過剰なまでの余剰部分が生じます。例えば、「丸い」ということを表すためには、円周率の小数点以下に永遠に割り切れないまま数を羅列させ続けねばなりません(有理数ではなく無理数になる)。

それは人間の中に巣食う自己中心的で破壊的な、無明へと閉じていこうとする流れへの抵抗であり、そうした抵抗によってなんとか確保された余剰部分こそが、進化や創造をもたらしていく訳です。これがもし円周率を“3”で表現してしまったら、世界はその美しさを半減させ、人々の想像力は急速に退化するでしょう。

自らをまだまだ予測不可能で、創造の過程にあるものにしていきたいなら、円周率が割り切れない数字を打ち続けるように、過剰なまでに余剰部分を作り込むこと。今週さそり座に何か伝えることがあるとするなら、ただただその一点に尽きるでしょう。

続きはこちらから 今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

感受性の古層を掘り起こす

今週のいて座は、古いやり方に親しんでいこうとするような星回り。

『デサナ』という本の副題には「アマゾンの性と宗教のシンボリズム」とあり、古代人特有のセクシャルな想像力やアナロジー(類比)の能力が縦横に展開されている様子が伝えられています。イエス・キリストもまたしばしば魚について言及し、「真理を生むもの」という比喩をあらわすためにそう表現した訳ですが、この本においては「魚をとりに行った」というのは交合の意味でしょう。

先住民というのは人類の初期能力を保存している人々。彼らは性エネルギーこそが、人間の世界と動物の世界ひいては宇宙の世界を貫いて流れている共通言語であることを知っており、だからこそ豊穣への祈願を行う際には必ず性的な符合がそこに使われたのです。

今週のあなたもまた、合理主義や進歩史観など近代人的な思考の枠組みから、少しだけでもはみ出していくことがテーマとなっていきそうです。

続きはこちらから 今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ひそかな幸福

今週のやぎ座は、これまでの人生がひとつの感慨に収斂していくような星回り。

それはまるで「大方の月をもめでし七十二」(任口)という句のよう。これまでさまざまな月を眺めてきたけれど、それは月の形だけを言っているのではなく、まさに私という人間が生きた現実そのものであった。その意味で、世の中のこともほぼ見尽くしたといっても過言ではないかもしれないと詠まれています。

「七十二」とは、干支を六巡した長老にあたる年齢であり、また二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた七十二候の数字でもあります。作者は実際には五十四の歳で亡くなっているので、掲句は実際にその年齢に立った体験を詠んだものというより、ある種の感慨を象徴的に表したものでしょう。

今週のあなたもまた、これまでの自分の人生を振り返りつつ、それらを心から祝福するための言葉を紡いでいきたいところです。

続きはこちらから 今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

陶酔の深み

今週のみずがめ座は、心地よい余韻の中にいつも以上に浸っていこうとするような星回り。

酒は文学とも似て、別世界に連れて行ってくれる感覚もあって、その陶酔感や心地よさにハマってしまうと、なかなか抜け出せなくなる。そのため、「現実逃避」や「退廃」などの言い方で非難されてきた危険な遊びでもあるでしょう。フレドリック・ブラウンのSF長編『発狂した宇宙』に出てくる「月ジュース」もまた、それと同じ。

コップ半分のそれを一気にあおってから正気に戻るまでの45秒間のあいだに、酒場の天井を突き抜け、旋回しながらぐんぐんと上昇して大気圏を抜け、みるみる地球が小さくなる中で心地よい幸福感に満たされ、漆黒の宇宙をへて、もうすぐ月へ手が届きそう―という長大な幻覚を経験させられてしまいます。

今週のあなたもまた、陶酔を深めていくための自分なりのやり方を模索してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

みずからの生をまなざす

今週のうお座は、居ずまいをただして世の中に改めて向き合っていくような星回り。

「秋立つや何に驚く陰陽師」(与謝蕪村)という句で詠まれているのは、自然や歴史を占う陰陽師たちが驚いて動いていて、そこに秋が来ているという情景。むろん、これは虚構であって、作者が実際に目にした光景ではありませんが、とはいえただの空想というのとも違うんです。

秋が来ているというのは、情勢に、権力の中に、今まさに何か異常事態が起こっているということ。つまり、ここでは作者は歴史の動きと自然の動きを同時に掴んでいる。いわば、「陰陽師」は作者の中から飛び出してきた人間の一側面であって、そういう内界の動きを見つめながら、一方で秋風が吹いて変わり始めている世界の情勢に注意を向けている訳です。

今週のあなたもまた、はじめてこの世界に降り立ったかのようにできるだけ新鮮な気持ちで過ごしてみるといいでしょう。

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