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【順位結果】インディカー・シリーズ第9戦ゲートウェイ/琢磨はストラテジーかみ合わず9位に

2020年08月31日 07:01  AUTOSPORT web

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ポールポジションからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
前日に引き続きワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイで開催されたNTTインディカー・シリーズ。30日に行われた第9戦は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が今季2勝目を飾った。

 ポールポジションからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、抜きにくいコンディションに手間取り後退し、9位フィニッシュとなった。

 コース上の清掃処理によってスタートが遅れ、レースはイエローコーションでのスタートとなる。佐藤琢磨を先頭に3周目からグリーンフラッグが振られる。

 快調にトップを走行する琢磨。35周目、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)を交わし2番手に浮上。周回遅れをなかなかクリアできない琢磨を攻め立てる。

 47周を走行し、トップ陣ではニューガーデン、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)らが早めにピット作業へ。翌周、パワーも向かう。

 琢磨は、最後までピット作業を遅らせ、59周でピットイン。コースに復帰すると8番手に後退してしまう。トップはパトリシオ・オワード(アロウ・マクラーレンSP)、パワー、いち早くピットインを行いアンダーカットを成功させたリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)が3番手に浮上する。

 レースは膠着し、2度目のルーティンピットを迎える。トップのオワードは97周目にピットイン。パワー、ディクソンも続いていく。

 琢磨は、109周を走行しピットイン。ディクソンの前でコースに復帰する。2回目のピット作業でトップに立ったのはパワー、オワード、ニューガーデンの順に。

 琢磨は6番手を走行するも、周回遅れのザック・ビーチ(アンドレッティ・オートスポート)を交わせずトップから10秒近く引き離されてしまう。

 148周目、ディクソンが最後のピットインへ。琢磨も翌周、ピットイン。各車ピット作業を終えると、トップはニューガーデン。オワード、パワー、コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)の順となり、琢磨はディクソンのうしろの7番手に。

 抜けないゲートウェイ。ニューガーデンはオワードを寄せ付けず勝利へと邁進する。

 197周目、琢磨がウォールにヒット。イエローコーションとなり勝負あり。ニューガーデンがアイオワ戦に続く2勝目を挙げた。2位はオワード、3位にパワーが入った。

 琢磨はそのまま走行を続け9位フィニッシュとなった。

■NTTインディカー・シリーズ第9戦ゲートウェイ/決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngineLapsSP11J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC200225P.オワードアロウ・マクラーレンSPC2004312W.パワーチーム・ペンスキーC2003421R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC2001859S.ディクソンチップ・ガナッシH2006688C.ハータアンドレッティ・ハーディング・スタインブレナーH20010710F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH2009859C.デイリーカーリンC20015930佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH20011018S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH200161128R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH200121255A.パロウデイル・コイン・ウィズ・チームゴウH200141360J.ハーベイメイヤー・シャンク・レーシングH20051427A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH200111598M.アンドレッティアンドレッティ・ハータH199201622S.パジェノーチーム・ペンスキーC1998177O.アスキューアロウ・マクラーレンSPC19913184C.キンボールA.J.フォイト・レーシングC199211914T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC199192015G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH198232120E.カーペンターエド・カーペンター・レーシングC197222226Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH19617238M.エリクソンチップ・ガナッシH1907
※リザルトは編集部調べ