その後方では、3コーナーで大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が接触。大湯はマシンにダメージを負ってピットへ戻ってしまう。
関口は5番手までポジションを上げ、その後方には小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そしてスタート直後の混乱をうまくすり抜けた山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が大きく順位を上げて並んだ。
平川と山下はお互いに1分36秒フラットのタイムでファステストラップを奪いあいながら1秒前後のギャップで周回を重ねていき、少し離れてフェネストラズと中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が等間隔で追いかける展開となる。5番手の関口以降は1分37秒台のラップタイムで、徐々に一貴とのギャップが広がり、10台近くが数珠つなぎ状態。レース中盤は大きな順位変動なく、神経戦の様相を呈していった。