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身体改造で耳まで切り落としてしまった39歳男性「究極を追求し自信がついた」(独)

2020年08月30日 05:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

まだ耳があった頃の男性(画像は『LADbible 2020年8月26日付「Man Spends £6k On Body Modifications Including Having His Ears Removed」(Credit: Media Drum World)』のスクリーンショット)
2007年から身体改造に取り組んできた39歳の男性が、このほど『LADbible』『The Sun』などのインタビューに応じ「究極を追求することで自信がついた」と熱い思いを語った。男性はこれまで約84万円(6千ポンド)をかけて17回の身体改造を行っており、今後も止めるつもりはないという。

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ドイツのブランデンブルク州フィンスターヴァルデに住むサンドロさん(Sandro、39)は、身体改造に夢中である。きっかけは2007年にあるテレビ番組を見たことで、サンドロさんは「頭に先の尖った角のようなものをたくさん埋め込んだ人を見てね。それ以降、ゆっくりと時間をかけて身体の改造をしてきたんだ」と明かした。

サンドロさんの身体改造で一際目を引くのは耳のない顔で、おでこや頭頂部、手の甲の皮膚の下に埋め込まれた「インプラント」、舌先を2つに割く「スプリットタン」が何とも言えないダークな雰囲気を醸し出す。


腕には店での支払いが可能なチップも埋め込まれているそうだが、「これまでの改造の中で『それだけは止めるべき』と友人らに猛反対されたのは、なんといっても2019年に行った耳の切除だね。切り離した耳は瓶に詰めて保存しているよ」とさらりと述べた。


サンドロさんはInstagramでドクロを連想させる“ミスター・スカル・フェイス(Mr.Skull Face)”の名で知られており、そのページには思わず目を背けたくなるような生々しい写真も多数投稿されている。サンドロさんを批判するコメントは後を絶たないが、本人は「身体改造は人に見せるためではなく、あくまでも自己満足のため。自分の理想の究極を追求しているんだ。それに過激な身体改造のリスクは身をもって経験しているよ」と語り、こう続けた。

「身体改造によって自分の人生はかなりの影響を受けてきたと思う。ほとんどの会社はまだ保守的だから、まず仕事を見つけるのが難しいんだ。過激な外見というだけで、これまでどれだけ『ノー』を突きつけられてきたか…。まあ、あまり気にしてはいないんだけどね。だって大事なのは中身だろう。外見だけで判断されるのはまっぴらさ。」

「ほとんどの人は、外見だけを見て去っていくよ。恐いんだろうね。じっと見られることも多いけど、いちいち気にしていないよ。『あんた病気だよ』って言われることもあるけど、そんな時は『褒めてくれてありがとう』って言い返すんだ。ネガティブなコメントは聞き流すことにしているよ。」

「自分が過激になっていくことで友人や彼女など人間関係も変わったね。もちろん身体改造に興味を持ってくれる人もいる。ただ唯一言えるのは、身体改造でより自信がついたってことさ。次は鼻尖部を切除して、目にタトゥーを入れようと思ってるよ。」


これだけ大胆な身体改造をしているサンドロさんだが、これから身体改造を考えている人に向けてこんなメッセージを残している。

「時間をかけて、しっかりリサーチをしてから取りかかることを勧めるよ。全てにおいて注意深く考えなくちゃいけない。それに『クールに見せたいから』と軽々しく始めるのはダメ。身体改造はあくまでも自分のためにやるんだ。心の声に従ってね。」

画像は『LADbible 2020年8月26日付「Man Spends £6k On Body Modifications Including Having His Ears Removed」(Credit: Media Drum World)』『The Sun 2020年8月26日付「HEAD CASE Tattoo addict chops off his own EARS and spends £6,000 to make his head look like SKULL」(Credit: MDWfeatures / @mr._skull_face_666)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)