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パチスロに1000万円使った40代男性「やめたいけど気付けばホールで打っています」

2020年08月29日 08:20  キャリコネニュース

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パチンコをはじめとするギャンブルにのめり込む人は少なくない。キャリコネニュース読者からは、

「使った総額は約500万円。パチンコが週5日、競馬が週1回のペースで続けている。結婚し子どもが産まれたらやめられると思っていた。しかしやめられない」(20代男性/サービス系/年収450万円)
「パチスロ歴29年。今までの総額はわからない。勝った時の嬉しさがあるから、やめられない」(40代男性/不動産・建設系/年収400万円)

といった声が寄せられている。やはり勝負である以上、勝つまで続ける、負けたままではやめられないという心理が働くのだろうか。(文:鹿賀大資)

「負けると掛け金が上がる。この失敗の繰り返し」


メーカー系勤務の50代男性(年収250万円)が、パチンコに費やした総額は約100万円。負けた時は「やめたいと思う」といい、それでもほとぼりが冷めて「お金があるとまた打ちたくなる」という。

「昔は4円パチンコで何万円も負けた。今は1円パチンコで負けても何千円程度。なかなかやめられない」

20代男性(年収350万円)はスロットに競馬、オンラインカジノと多彩だ。その歴は約5年で、負けた額はトータル300万円くらいだという。

「お金の価値がわからなくなる。2万円負けても何とも思わない。お金を稼ぎたいと思っているが、負けると掛け金が上がる。この失敗の繰り返し」

男性は「当たるか当たらないかのスリル」が、やめられない原因だと分析する。とはいえ「冷静になるとアホに感じる」とも書いている。

「借金はトータル230万円。幸い妻にはバレてない」

個人事業主の40代男性(年収300万円)はパチスロ歴約20年。今まで投じた総額は「1000万円くらい使っていると思います」という。

「常にやめたいと思ってはいるものの、気付けばホールで打っています。完全に依存症なのでしょうが、自分ではそれが生活のルーティンなので普通です。困るのは金欠になりがちなこと。やはり負けが続くとかなり辛いです。リアルスロカスです」

メーカー系勤務の30代男性も「これまでスロットに使った額は正直分かりません」といい、「1000万円なんてものじゃないと思います」という。スロットを覚えたのは社会人になってから。

それ以来、14年ほど続けている。現在の年収は800万円だが、やはり"パチスロ負債"のひずみは否めない。

「借金は、クレカのキャッシングで30万円、消費者金融から100万円、そして親からも100万円ほどです。幸いなことに、妻にはまだバレていません」

※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や「世帯年収400~600万円台のリアル」に関するアンケートを募集しています。