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ビュリー新店舗は巨大なハンドクリームの看板が目印、体験型のインスタレーションも

2020年08月28日 17:02  Fashionsnap.com

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オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 骨董通り店 Image by: FASHIONSNAP.COM
フランスの老舗総合美容専門店「オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY、以下ビュリー)」が、国内7店舗目のショップを南青山に出店する。日本初の店舗である代官山店に次ぐ路面店で、オープン日は8月28日。表参道・青山エリアで古くから親しまれているストリートである骨董通りに面しており、伝統と革新を掛け合わせた店舗をデザインしたという。  ビュリーの店舗は、ブランドのオーナーでアートディレクションを手掛けるラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)のアイデアを生かし、出店エリアの雰囲気を反映することで1店舗ごとに全く異なるデザインに仕上げているのが特徴。今回の店舗デザインには、ラムダンが来日の度に訪れる合羽橋の道具店の商品や伝統技術を取り入れたという。  青山骨董通り店は、出店先である住友南青山ビルのレンガ造りの外装を活かして内装もレンガで統一し、屋外と屋内をシームレスに繋いだ設計となっている。店外の看板は食品サンプルからインスパイアされ、ショーケースの中にブランドのシグネチャーであるハンドクリーム「ポマード・コンクレット」の巨大な模型を展示しており、ひと目でビュリーの店舗だと分かるようにした。  同店の店舗面積は40平方メートルで、一本の通路のように設計。店内の右手には、フレグランスやボディオイルを体験できるインスタレーションを展開しており、フラスコなどのガラス器具は理化学器具を製造する日本のメーカー桐山製作所に特注した。6種類のボディオイルが蛇口から出てくる仕様となっている。左手にはカウンターを設置し、フェイス&ボディブラシや櫛といったグッズのほか、フレグランスマッチやアラバストルストーンなどのホームフレグランスを販売。カウンター奥の内装は、フランスの伝統的な劇場をイメージし、フランスから取り寄せた装飾を施した。店内の奥には植物オイルとバターを陳列した棚と、ハンド&ボディソープを試せるシンクを設置。このほか同店では、スキンケア、オーラルケアのアイテムを揃える。なお、他店と同様に石鹸や櫛、リップバーム「ボーム・デ・ミューズ」などの刻印サービスも提供する。 【インタビュー】スニーカー用香水、Netflix番組、シャワー付きトラック......「ビュリー」が次に仕掛けること ■オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 青山骨董通り店オープン日:2020年8月28日(金)住所:東京都港区南青山5丁目11-5 住友南青山 1階店舗面積:40平方メートル営業時間:11:00~20:00公式サイト