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故ユベールを偲び、F1ベルギーGPでは全マシンにスペシャルロゴ。決勝前には黙祷も

2020年08月28日 08:21  AUTOSPORT web

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2020年F1第7戦ベルギーGP アントワーヌ・ユベールを偲ぶロゴが飾られたダニエル・リカルドのルノールノーR.S.20
2020年F1第7戦ベルギーGPの週末、1年前にレース中の事故で命を落としたアントワーヌ・ユベールを偲び、F1、FIA-F2、FIA-F3の各マシンに新たなロゴが飾られることが決まった。

 2019年ベルギーGPの土曜、F1のサポートレースであるF2のフィーチャーレースにおいて多重クラッシュが起き、これに巻き込まれたユベールが死亡、モータースポーツ界が悲しみに沈んだ。その悲劇からちょうど1年後の今年のベルギーには、ユベールを偲び、新たに作られたロゴが全車に飾られることになった。彼のヘルメットに使用されていた星のマークとイニシャル『AH』、そして永久欠番となったカーナンバー『19』が配置されたデザインのロゴだ。

 また、木曜に登場したドライバーたちの胸には、星型のバッジが飾られていた。

 さらに、F2フィーチャーレースの前と、F1レースの前に、1分間の黙祷が行われることも決まっている。

 ユベールとは幼なじみで親しい間柄だったアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、親友を思う気持ちを込めたスペシャルヘルメットをベルギーGPで使用する。このデザインにはたくさんの思い出の写真が飾られている。ガスリーは木曜、コースの事故現場に足を運び、花を手向けた。


 1年前の同じ事故で重傷を負ったファン-マヌエル・コレアもスパ・フランコルシャンを訪れ、事故現場で祈りを捧げた。