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JR東日本、只見線での復旧工事の完了時期を2022年度上半期に延期

2020年08月27日 19:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東日本仙台支社は、只見線会津川口~只見間の復旧工事について、完了見込みの時期を「2021年度内」から「2022年度上半期」に延期すると発表した。完了後は訓練運転などを行い、2022年度内の運転再開をめざす。

只見線会津川口~只見間の復旧工事は2018年6月から継続しているが、第6只見川橋梁の地質条件が想定よりも悪く、アンカーを定着するための硬い地質が想定より深いことが判明したため、橋梁の桁架設のための工法を再検討し、全体工程への影響を精査してきたという。その結果、当初の予定よりも最大で数カ月程度、完了時期が後ろにずれ込むことになった。

なお、第6只見川橋梁は橋脚の施工まで完了しており、現在は桁架設の準備工事を行っているとのこと。第7只見川橋梁も橋脚の施工が完了し、現在は桁架設の施工中。第5只見川橋梁は橋脚・桁架設がともに完了し、現在は軌道工事を行っている。鉄道復旧工事や斜面・盛り土の復旧、枕木交換などの軌道工事もあわせて実施中としている。(佐々木康弘)