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トヨタ、ハイラックスをマイナーチェンジ - タフさ、力強さを強調

2020年08月27日 11:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
トヨタは8月19日、「ハイラックス」をマイナーチェンジし、発売した。

「ハイラックス」は“Innovative International Multi-purpose Vehicle"というグローバルプロジェクトの一環で2004年に開発され、2017年に日本市場へ再投入。以降、国内唯一のピックアップトラックとして、ビジネスユースをはじめ、個性的なスタイルを求める若年層を中心とした、多くのユーザーに支持されている。

今回のマイナーチェンジでは、「Tough & Recreational」のデザインコンセプトをもとに、ピックアップトラックとしてのタフさ・力強さと、乗ってワクワクする楽しさを表現するシルエットを実現。また、エンジンの改良やアイドリングストップ機能追加による燃費向上、サスペンションの変更やVFC機能追加による操縦安定性・乗り心地の向上、クリアランスソナーの追加による安全機能の充実など、各性能の強化を図った。

フロントフェイスは、台形の大型グリルにより顔の厚み感を表現し、グリルを支えるフロント構成で力強さを表現。日本専用のバンパーガードガーニッシュで、よりアクティブなイメージを強化。また薄型化したグリルからヘッドランプに軸を通すことでワイド感を与え、Bi-Beam LED化により先進的な表情を演出している。

内装は、Xグレードにもオプティトロンメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォーメーションディスプレイを設定し、視認性を向上。メーター自体もリングのメッキ化など加飾変更により、タフネスなイメージを表現した。

外板色は、新たにオフロードでも映えるタフで上品なオキサイドブロンズメタリック、質感高く洗練されたイメージのダークブルーマイカの2色を含む全5色を設定している。

ディーゼルエンジンの改良とアイドリングストップ機能の追加により燃費も向上し、WLTCモード走行燃費11.7km/Lを達成した(JC08モードでは11.8km/L→13.6km/L、従来型に対し15%以上の燃費向上を実現)。

Zグレードでは、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付)などの安全機能に加え、新たに静止物の接近を表示とブザーで知らせるクリアランスソナー&バックソナーを標準装備。サスペンションの改良とVFC機能の追加により、操縦安定性と乗り心地が向上した。

さらに、ZグレードにオートLSDを追加。コーナリング時や悪路で左右駆動輪にトルクを適切に配分することで、トラクション性を向上させ、高い車両コントロール性能を実現している。

メーカー希望小売価格(税込)は、「ハイラックス Z」が387万6,000円、「ハイラックス X」は347万1,000円。なお、沖縄のみ価格が異なる。(エボル)