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経営破綻のJ.クルー、事業の再編計画を発表

2020年08月26日 19:12  Fashionsnap.com

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今年5月に米国連邦破産法第11章(日本の民事再生法に相当)への適用を申請したJクルー・グループが、会社の再編計画を発表した。


 「J.クルー(J.Crew)」を展開するJクルー・グループは、破産法第11章の適用申請後、既存の借入先から資金4億ドル(約428億円、当時のレートで1ドル=107円)を調達し経営を継続。姉妹ブランド「メイドウェル(Madewell)」もグループの一部として事業を続けていた。
 アメリカ現地時間8月25日、同社はバージニア州東部地区の連邦破産裁判所から会社の再編計画が承認されたことを発表。9月上旬には破産状態から抜け出せると見込んでいる。再編計画には、16億ドル(約1702億円、1ドル=106円)以上ある担保付きの債務を株式化することなどが含まれ、会社の利害関係者全体をサポートする内容だという。
 再編に関してJクルー・グループのCEOジャン・シンガー(Jan Singer)は「財務再編プロセスを通じ、私たちは顧客に対する長年のコミットメントを尊重し続けました。破産からの脱却に向け、J.クルーとメイドウェルが長期的な成功を収め続けることを楽しみにしています」とコメントした。 
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