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「SNSでの誹謗中傷、罰則を強化するべき」8割以上が回答 実際に被害を受けた人は2割弱

2020年08月26日 19:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ビッグローブは8月26日、「withコロナ時代のストレス」に関する調査結果を発表した。調査は8月上旬にネット上で実施し、20~60代の有職者1000人から回答を得た。

SNSを利用している人のうち「SNSで他者から誹謗中傷されたことがある」(17.5%)と答えた人は2割弱にのぼった。年代別にみると、最多は「20代」(28.9%)。次いで「40代」(19.0%)、「30代」(17.7%)、「50代」(15.2%)、「60代」(4.1%)と続いた。

誹謗中傷する理由、1位は「対象が嫌いで我慢ならないから」


一方、SNSで「一般人に対して誹謗中傷をしたことがある」(7.0%)と答えた人は1割弱。年代別にみると、やはり「20代」(15.0%)が最多で、次いで「40代」(9.1%)、「30代」(5.0%)、「50代」(3.5%)、「60代」(0.7%)と続いた。

また、SNSで「著名人に対して誹謗中傷をしたことがある」(6.3%)と答えた人も、ほぼ同じ回答率だった。年代別の傾向も似ており、最多の「20代」(11.7%)以降は「40代」(10.5%)、「50代」(4.8%)、「30代」(3.1%)、「60代」(0.7%)と続いた。

SNSで他者の誹謗中傷をした理由を聞くと、最多は「対象が嫌いで我慢ならないから」(33.3%)だった。2位は「日常のストレスのはけ口」「対象に嫉妬があるから」(各23.3%)。4位以降は「誹謗中傷をされたので言い返した」「かまってほしいから」(各20.0%)、「暇だから」(15.0%)、「面白いから」(13.3%)などと続いた。

さらに「著名人の発言や行動が一般人と比べて非難されやすいことをどう思うか」と聞くと、6割弱が「仕方ないと思う」(16.9%)または「やや仕方ないと思う」(39.5%)と回答。「SNS上での誹謗中傷について罰則を強化すべきだと思う」(85.1%)と答えた人が大半だった。