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大森南朋『わたナギ』で“おじさんブーム”の火付け役に? 「ブームにノってしまった…」

2020年08月25日 15:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大森南朋が“おじさんブーム”の火付け役?
現在放送中の『わたナギ』こと『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)に出演している俳優の大森南朋。“仕事に奮闘する女性を支える家政夫”という役どころは、その演技力も相まって一気に人気を博すことになった。そんな大森が他ドラマでの俳優らと共に“おじさんブーム”の火付け役になったと報じられたが、大森本人はこの現象を驚きをもって受け止めているようだ。

今月18日に放送された第7話の平均視聴率が16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した『わたナギ』は、今期ドラマの中でも高い人気を誇る。その理由の1つとして、製薬会社のMR・相原メイ(演:多部未華子)を支える“おじさん家政夫”鴫野ナギサを大森南朋が熱演していることだろう。大森と言えば、『ハゲタカ』(NHK)での天才ファンドマネージャー・鷲津政彦や、映画『アウトレイジ』での武闘派用心棒・市川、昨年放送されたドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日系)では不器用ながらも正義感の強い解剖医・柚木貴志を演じるなど“男くさい”役柄のイメージが強い。しかし『わたナギ』では、地味なおじさんとしてメイに怪しまれながらも彼女を温かく包み込む姿や、登場人物たちとのハートフルなやりとりで多くの視聴者の心を掴むこととなった。

そんな中、ニュースで「“非モテ”おじさんブーム」が報じられた。これまで多かったイケメンや渋い男性ではなく、地味なおじさんが若い女性の人気を集めているという。大森をはじめ、『親バカ青春白書』(日本テレビ系)で娘と同じ大学に入学してしまう父・ガタローを演じているムロツヨシや、CMで田中みな実と夫婦を演じているずんの飯尾和樹も取り上げられている。

これに反応したのが大森自身で、24日に更新されたInstagramではこのニュースの画像とともに「ブームにノってしまった夏の終わり」とコメントしている。まさか自分が“おじさんブーム”の代表格として取り上げられるとは思っていなかったのではないだろうか。一方でファンは「非モテって失礼な」「大森さんはモテおじさんです」「非モテの括りに入れないで」と“非モテ”という言葉がセットになっていることに納得がいかないようだが、これはあくまで今回の役柄に対する話。セクシーな男性から癒し系おじさんまで演じ分けられる大森に対する称賛は、一過性のブームでは終わらないだろう。

画像2枚目は『大森南朋 月に吠える。 2020年8月18日付Instagram「今夜、22時。「私の家政夫ナギサさん」わたくし出演しております。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)