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アマゾンが国内4ヶ所に物流拠点を新設、品揃えと迅速な商品発送を強化

2020年08月25日 13:03  Fashionsnap.com

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アマゾン久喜フルフィルメントセンター Image by: アマゾンジャパン
「アマゾン(Amazon)」が、独自の物流拠点「フルフィルメントセンター(以下、FC)」を増設する。8月26日に埼玉県久喜市、10月7日に東京都府中市、10月28日に埼玉県坂戸市と上尾市の計4ヶ所に新たな物流拠点を設け、アイテムの品揃え強化とより迅速な配送を目指すという。


 今回の増設により、国内の物流拠点は合計21ヶ所となる。新設するフルフィルメントセンターでは、原則的にプラスチックを使用したパッケージや緩衝材を廃止し、地球環境保護の取り組みを推進。坂戸と上尾のFCでは、国内2拠点でのみで使用していた商品棚を持ち上げて移動する最新ロボット「アマゾン ロボティクス(Amazon Robotics)」を導入し、効率的な出荷を実現する。このほか従業員に対する健康施策として、健康に配慮したメニューを提供するカフェテリアや休憩スペースを設置。地域貢献活動として、近隣の小学生に向けた施設見学会や物流に関する体験授業なども実施する。
 なお、米アマゾンは今年の第2四半期決算で889億ドル(前年同期比40%増)の売上高を記録。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅などへの配送の需要が増加したとみられる。
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