8月24日、ピレリスーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構(S.T.O.)は、9月4~6日に富士スピードウェイで開催される『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』のエントリーリストを発表した。8クラス45台のマシンが参戦する予定で、各マシンが非常に豪華なドライバーラインアップをそろえた。今季も夏の一大レースとして存在感を示しそうだ。
【エントリーリストはこちら】
2018年から富士スピードウェイを舞台に復活した富士SUPER TEC 24時間レースは、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でピレリスーパー耐久シリーズのカレンダーが変更されたこともあり、シリーズ開幕となる第1戦として開催されることになるが、そのエントリーリストが8月24日に発表された。
S.T.O.によれば、今季は当初年間エントリー台数が60台を超える予定だったというが、新型コロナウイルスのさまざまな影響により、年間エントリーは53台に。今回の富士SUPER TEC 24時間には45台が名を連ねている。
今回は24時間レースということもあり、各車のレギュラードライバーに加え、国内外のトップカテゴリーで活躍する注目のドライバーが多数加わっている。ST-1やST-2には未発表のドライバーの部分もあるが、こちらは非常に注目度が高いドライバーが乗り込むという噂もあるので、発表を楽しみに待ちたいところ。
今季は車種面でもST-ZやST-1、ST-2等に新車両が登場するなど、非常に注目度が高い。観戦も可能ですでにチケットも発売中だけに、新型コロナウイルス感染拡大防止に気をつけながらレースを楽しみたいところだろう。
また、S.T.O.は1チーム(1台)あたり2名までのレースクイーンに参加してもらうところからまずはスタートするとしており、“サーキットの華”も活躍の場を得られそうだ。今後の大会における活動に関しては、新型コロナウイルス感染症の状況により、主催者である各サーキットと決定するとしている。
放送や配信関係については今後発表される予定だが、いずれにしろドライバー、チームの顔ぶれがそろうと自ずと気持ちも高まってくる。今季もNAPAC 富士SUPER TEC 24時間レースは、季節も新たに晩夏の祭典として盛り上がりをみせそうだ。