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『I-LAND』、2020年にデビューする7人の選出が最終目標に BTSから練習生へのアドバイスやビデオレターも

2020年08月21日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『I-LAND』

 BTSやTOMORROW X TOGETHERの所属するBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成を目指すサバイバルリアリティ番組『I-LAND』が、8月14日に待望のPart2の放送を迎えた。Part1の最終回ではプロデューサーからの選出と練習生自身による投票で次のステージに進出する6人が決定し、残りのメンバーが決まる視聴者のグローバル投票の結果を待っているところだった。


(関連:Big HitとCJ ENMによる『I-LAND』、BTSも登場のPART2放送前にPART1をおさらい 注目の練習生の紹介も


 今回の放送には、練習生の憧れの先輩であるグローバルアーティスト・BTSが登場。PART1最終回では、予告で一瞬登場しただけだったが、ファンであるARMYの注目を集めていた。


 Part2のスタートとなる入所式では、まず新しいステージに勝ち進んだ6人が1人ずつ登場。プロデューサーたちからも1人ずつにコメントが送られた。彼らが「I-LAND」からモニターで見守る中、「GROUND」の16人が登場し、視聴者投票の結果が発表された。


 最初に発表されたニキ(NI-KI)は200万票を獲得して16人のうち3位という結果。「I-LAND」に移動すると勝ち抜いた全員から抱きしめられ、残った練習生からも納得の声が上がった。得票数250万票を獲得したのはダニエル(DANIEL)。その結果に涙を隠しきれず、今後の抱負をしっかりと述べた。


 そして最も多い260票以上を獲得して生存者となったのはソヌ(SUNOO)。この結果には本人も驚きの表情を見せ、プロデューサーたちからはソヌの人気に対する驚きの声が聞こえた。


 4位を獲得して進出したのはゴヌ(GEONU)。この結果には練習生全員が納得の表情を見せ、ゴヌの実力の高さが伺えた。170万票を獲得して5位になったのはタキ(TA-KI)。みんなの弟のような存在であったタキのネクストステージ進出には他のメンバーからも笑みがこぼれた。


 有力候補が先に呼ばれ、3人が前に出て整列することに。そして最後の生存者として名前が呼ばれたのはハンビン(HANBIN)。


 彼を最後に、名前が呼ばれなかった10人の退場が決定した。今後は世界中からの応援により生存が決定した彼らを含めた12人が戦って行くこととなる。


 Part2のメンバーとして「I-LAND」に入ってきた彼らを迎えたのは、新たなステージのルール説明。彼らには、最終的に2020年にグローバルアイドルとしてデビューする7人を選出することが告げられた。また、今回からは新たな”個人ランク”という評価基準が加わった。全てのテストにおいて1位から12位までの順位が発表され、それにより脱落が決まることとなる。加えて7位までに入ったメンバーはその象徴であるバッジを身につけることに。


 現時点でのグローバル投票による個人ランクが出され、その順位に彼らは自分が置かれた現実を実感することとなった。個人ランクは完全に視聴者からの投票で決まるため、練習生たちにとっては意外な結果となった。完全に実力で判断していた彼らにとって、人気順のような形となったこの結果には納得がいかない様子も見られた。特にソヌとダニエルの順位の高さには2人も気まずさを感じており、さらに周りの雰囲気も少し微妙なものになってしまった。


 最初のテストは、ユニットテスト。3つに分かれ、1位になったユニットのメンバーは全員が脱落免除となる。そして12人のうち脱落するのは最下位となった1人だけだ。


 テストの課題曲が発表されるのを待っていた彼らの目に飛び込んできたのは、「I-LAND」を訪れたBTSの映像。このサプライズには12人全員が驚き、喜びを隠しきれず憧れの眼差しを向けた。その姿はまるでBTSのARMYのようだった。先輩である彼らは今回のユニットステージのために曲のコツを伝授。歌のポイントでは歌声を、ダンスのポイントでは振り付けを実際に披露し練習生たちを虜にした。


 そして突然登場したのは人気振付師のぺ・ユンジョンとソン・ソンドゥク。今回の小ミッションであるフリースタイルダンスバトルの審査員として「I-LAND」に来たようだ。最初は緊張していた練習生たちだったが本気で楽しむ様子を見せ、ジョンウォン(JUNGWON)・ケイ(K)・タキが上位3位に選ばれた。


 ダンスバトルを終えて宿舎に移動した練習生たちが見つけたのは、BTSのサインと彼らからのプレゼント。そしてPart2進出のお祝いとしてお悩み相談に答えたビデオレターも届けてくれた。チームのことや家族のことなど様々な悩みに答えたBTSだったが、練習生たちの顔や名前、特徴も把握しているようでしっかり一人ひとりにコメントする様子を見せた。特にJ-HOPEは『I-LAND』を本当によく見ているようだった。


 今回のテストは、小ミッションで1~3位に選ばれた練習生がリーダーとなり、課題曲とメンバーを選ぶことになった。個人ランクの結果やユニットの組み方、曲の選択やリーダーを務めるメンバーの実力など、様々な部分に不満を抱える“アイランダー”も。特に年上のメンバーをまとめるタキ、そして彼の選んだ課題曲には不安が残ることに。


 次回の放送で見られるステージはどんなものになるのか。最終的なデビューメンバーを選ぶサバイバルは始まったばかりだ。(フルヤトモコ)